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2019年1月26日~2月2日 久しぶりの雪景色

 
月末寒波の到来で久しぶりに除雪車の登場となりました。


1/26(日) 予報通り、前の日から降り続いた雪が一気に30cm積もり、朝から除雪。
あたりがかすむほどの雪が降りしきる
それほど重い雪ではないのだが、スノーダンプでは雪が多すぎ一度に1かきづつしか除雪できない。玄関から道路までを除雪機で、車庫まわりをスノーダンプで、それ以外はスコップと足で踏むという方法で除雪する。
除雪機が通った後に高さ30cmの壁ができていく

アルミのスコップやスノーダンプに雪が凍ってひっついてだんだん重くなるので、除雪後に仏壇用のローソクのロウをスキーワックスのように塗ってみた。効果があるといいが。
お昼、郵便屋さんが郵便物を届けに来てくれたとき、除雪してもらってありがとうとお礼をいわれた。ところによっては50cmもの積雪をかき分けながら配達をしているそうで、こんな日の配達は本当に大変だ。
夕方もう一度除雪が必要か、と覚悟していたが、午後からは雪が弱まって夕方までの新雪は20cmぐらい。夕方の除雪は見送り。

1/27(日) 除雪車の音で目が覚める。20cm程積もったところで雪は止んで、青空が見えるいい天気。カメラとスノーポンをもって望遠で牛が撮れる撮影ポイントへ。
神社の参道を除雪するSさん
集落の東端にあるオートキャンプ場の裏の斜面を新雪をかき分けながら登っていくと、餌を探して蛇行するイノシシの足跡。足跡の上にある溝が体半分雪に埋もれながら歩いたことを物語っていて、想像するとほほえましい。
雪の中蛇行するイノシシの足跡
斜面の上に広がるなんの足跡もついていない真っ白な雪原の中をばふばふ歩いていくと反対側の斜面に雪の中でのんびり過ごす牛の姿が見える。雪原散歩と雪の中の牛観察、なかなか楽しいアクティビティになりそうだ。
正面に臥竜山を見ながら雪原を歩くと雪の中で過ごす牛の姿が

そのまま予定地の水路の様子を見に行くと、塩ビパイプの中に雪が詰まって流れなくなっていた。雪を吸い込まないようにする対策が必要かも。
午後は除雪して過ごす。

1/28(月) 気温は0℃、時々強風が吹き、雨のようなみぞれ雪が降る荒れた天気で外に出られず。
1/29(火) 今日はジムの日。前日のみぞれ雪が凍った道を広島へ。買い物とジムで1日が終わる。

1/30(水)朝の気温は-8℃と厳しい冷え込み。解けた雪がガシガシに凍った上にうっすら新雪。雪歩きには絶好の天気なのだが、残念ながら歯医者の予約を入れていた。歯医者が終わってから安田林業に伐木の道具を見に行く。
安田林業は、以前北広島町で受講したチェンソー講習会の講師の方の会社で、広島市の西、廿日市市の吉和という、戸河内ICから17km程南西の場所にある。中国縦貫道に沿って筒賀川の川沿いに続く国道186号線を進んでいくと、いきなり景色が開けて民家が点在する広々とした高原が広がる。高原の正面には山腹にスキー場のゲレンデが見えるなだらかな女鹿平山(めがひらやま)、その奥にとがった山頂の冠山(かんむりやま)がそびえている。さすが、広島でも人気の別荘地があるのも納得の景色だ。

安田林業から見える女鹿平山(右)と冠山(左)

開けた場所に出てからすぐ左手に目指す安田林業があった。事務所に入ると、安田さんがいらっしゃったので、どのチェンソーを選んだらいいかを相談する。伐りたい木のほとんどは太さ30cmぐらいだがたまに太さ60cmぐらいの木も切ることがあるので、それに適したチェンソーを推薦してもらったら、耐久性のある林業用、排気量は30cmぐらいの木が主体なら40ccがおすすめ。50-60cmの大木は素人で切るのは危ないので伐木だけでも森林組合などプロに頼むほうがよいとアドバイスをいただいた。
事務所の隣の部屋には林業関係の商品が並んでいて、おすすめのチェンソーの実物もあったが手持ちの現金がないので次回購入にし、相方は防護ブーツを購入。靴のサイズだけははいてみないとわからないので、実物を試してみられるのはありがたい。チェンソーの隣には剪定用のこぎりが並べてあった。Silkyという金物の町兵庫県小野市のメーカの製品で世界的によく切れるので有名なのこぎりだそうだ。刀の様に曲がったものがあったので、まっすぐのものとの違いを聞くと、まっすぐ引くだけでカーブした刃が食い込み、楽に素早く切れるとのこと。どうしても試してみたくてついお買い上げ。
そのあと戸河内ICまで戻り、道の駅でお弁当を食べてから、地域おこし協力隊のUさんに会いに行く。Uさんが友達に林業をやっている人がいると話していたので、木の切り方を教えてもらうために紹介してもらえないか頼みにいったのだ。快く承諾してもらった。
その夜。寝るときに布団が冷たくて困っていたが、引っ越し荷物の中に布団乾燥機があるのを思い出して使ってみることにした。布団乾燥機をよくみたら「あたため」という目盛りがあって、布団を温めるのは布団乾燥機の普通の使い方らしい。やってみたら効果抜群。部屋を温めるより断然暖かくぬくぬく寝られる。夜寝るとき足が冷えて困っている人にはおすすめだ。

1/31(木) 朝の小雨がしばらくすると重たいボタン雪に変わり、夕方まで断続的に降り続く。チェンソーの目立てやチェンソーを置くための土間の片づけをして過ごす。
旧登山道の入り口から見た深入山

2/1(金) 晴れたり曇ったり雪が降ったりのはっきりしない天気。
電柱に並んで止まる雀たち

雪の中のツグミ
土間にチェンソー用の棚を設置する。使っていなかったラック2つを組み立て並べ、その間を余ったフローリングの板を切ってはめ込んで完成。玄関は電動工具に占領されているので、チェンソーなどの農林業機械はこの棚に格納することにしよう。

土間に新設した棚
2/2(土) 今日は終日晴れ予報。地図にある臥竜山の林道が臥竜山登山に使えるかを確かめに行くことにした。おやつ用の温めた餅入りぜんざいとお昼用のカップヌードルと温めたごはんをリュックに詰めて、9:15スノーポンをもって出発。木々の枝にも雪が積もってきれいだ。
キャンプ場予定地そばの牧場も一面の銀世界

林道入り口近くの大規模林道の木々も真っ白
途中、深入山が見える開けた場所でお昼ご飯。
雪の上でお湯を沸かしてお昼ご飯。カップヌードルのスープを
ステンレスボトルのあったかいごはんに注いだスープごはんがお気に入り。
臥竜山から見た深入山の山頂。
山頂右下に登山者の姿が、左斜面にスノーボードのシュプールが見える。
さらに地図上の林道の終点を目指してあるいていると、これまで見たことのない大きな足跡。おそらく熊だろう。通常ならまだ冬眠しているはずだが今年は暖かい日が続いたため起きてしまったのかもしれない。出会いがしらにならないように熊鈴を鳴らしながら前進。
多分熊の足跡(汗)
林道は地図上の終点の先にも続いていたが、いい時間になったのでもと来た道を引き返す。大規模林道を歩いていると3人の登山者に遭遇。小板に別荘を持っているAさんとその友人で、南側から深入山に上って東側におり、旧国道の西側の山の中を抜けてきたそうだ。毎年いろいろなコースでこの周辺の山を歩いているそうなので、そのうちおすすめコースを教えてもらおう。15:30無事うちに到着。歩いた距離は約10km、いい運動になったが明日は筋肉痛間違いなしだ。










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