なんとか開通はしたものの、ところどころがぬかるんで軽トラダンプが通れなかったキャンプ場予定地の作業道の水はけを改良し、作業道開通から3週間かかってようやく軽トラダンプが通れるようになりました。
その後雨が強くなってきたので午前中の作業は中止。
午後、雨が止んだので、Oさんが貸してくれた6輪ダンプ運搬車で母屋跡に積んである束石運びをやってみる。油圧ショベルで石をすくってクローラの荷台に直接降ろすと降ろす衝撃で荷台が壊れてしまいそうなので、1つずつチェーンをかけて油圧ショベルで吊り上げて6輪ダンプ運搬車の荷台に乗せる。チェーンのつけ外しに時間がかかる上、持ち上げる前にチェーンがすっぽ抜けてやり直したりして思うように作業がはかどらない。積み終わったら6輪ダンプ運搬車を運転し、資材置き場の奥に運んでダンプで降ろす。さすが6輪ダンプ、軽トラダンプだと間違いなくスタックする整地していない凸凹の場所も難なく進む。ただ曲がるとき曲がりたい側のタイヤの回転を止めるためのレバーを引くのに結構な力が必要なのと、移動スピードが遅いのが玉にきず。今日は2度ほど運んで時間切れ。このペースでは石を運び終わるのに何日かかるか、またまた先の長い作業になりそうだ。
そろそろ咲いてないかなと、キャンプ場予定地の中を探したら、私が大好きな山野草の1つ、アケボノソウが開花していた。
ところで、脚立を取りに行ったのは、蔵の軒下の雨落ち(あまおち:雨どいがない軒から落ちる雨だれの跳ね返りを防ぐための造作)用の石を運ぶ方法を思いついたからだ。運びたい石の前に脚立を置き、脚立の一番上にスリングでミニレバーを取り付け、石に撒いたチェーンをミニレバーで引っ張って持ち上げる。持ち上げた石の下に一輪車を入れてから石を降ろすと一輪車に乗せられる。その後は目的の場所に運んで一輪車を傾けて落とす。これなら一人では持ち上げられない大きさの石も一人で運ぶことができる。
9/2(月) 6輪ダンプ運搬車で束石運搬に挑戦する
朝まで降っていた雨が止んで曇りの天気。前日に詰まり防止用の柵を取り付けた水路の様子を見に行くと、狙い通り、草や枝は柵に引っ掛かって土管は詰まらず大成功。その代わり、大雨の後は都度柵の掃除が必要だ。流れてきた枝が草が柵に引っ掛かって 土管の手前でダムができている |
午後、雨が止んだので、Oさんが貸してくれた6輪ダンプ運搬車で母屋跡に積んである束石運びをやってみる。油圧ショベルで石をすくってクローラの荷台に直接降ろすと降ろす衝撃で荷台が壊れてしまいそうなので、1つずつチェーンをかけて油圧ショベルで吊り上げて6輪ダンプ運搬車の荷台に乗せる。チェーンのつけ外しに時間がかかる上、持ち上げる前にチェーンがすっぽ抜けてやり直したりして思うように作業がはかどらない。積み終わったら6輪ダンプ運搬車を運転し、資材置き場の奥に運んでダンプで降ろす。さすが6輪ダンプ、軽トラダンプだと間違いなくスタックする整地していない凸凹の場所も難なく進む。ただ曲がるとき曲がりたい側のタイヤの回転を止めるためのレバーを引くのに結構な力が必要なのと、移動スピードが遅いのが玉にきず。今日は2度ほど運んで時間切れ。このペースでは石を運び終わるのに何日かかるか、またまた先の長い作業になりそうだ。
大きな束石をチェーンで釣り上げて6輪ダンプ運搬車に積み込む |
9/3(火) 作業道の北側の入り口に暗渠を敷設する
午後から雨の予報。ぬかるんでまだ車が通れない作業道は、イノシシ親子の恰好の散歩道になっているようだ。
今日の作業は作業道の南側の入り口の水はけの改良。この部分は道幅が狭く、斜面側に排水用の溝を掘っておくだけの余裕がないのですぐに暗渠パイプを埋めることにする。
まずは暗渠用の砂利を作業道のそばに1回運んでから油圧ショベルのバケットを狭幅バケットに交換する。アタッチメントの交換もだいぶ上手になってきた。
ぬかるんでまだ車が通れない作業道に、 くっきりついたイノシシの足跡 |
今日の作業は作業道の南側の入り口の水はけの改良。この部分は道幅が狭く、斜面側に排水用の溝を掘っておくだけの余裕がないのですぐに暗渠パイプを埋めることにする。
まずは暗渠用の砂利を作業道のそばに1回運んでから油圧ショベルのバケットを狭幅バケットに交換する。アタッチメントの交換もだいぶ上手になってきた。
次に狭幅バケットで斜面側に幅30cm、長さ4mほどの溝を掘る。掘った溝の終端部分には水を通さない黒泥土の層があったので、その下の水を通す層まで掘り下げて水がたまるのを予防する。
溝が掘れたら溝の底に石や砂利を入れて傾斜が1%になるように調整する。狭幅バケットのおかげで溝の幅が狭いので、入れる砂利の量が大幅に減ってずいぶん楽だ。
そのあと、蔵の横に置いてあった暗渠パイプを取りに行っている間に予報通り大粒の雨がバラバラ雨がおちて来てみるみる雨足が強くなってきた。そのうち大雨警報が出るほどの大雨になってしまったので、本日の作業は断念。
溝が掘れたら溝の底に石や砂利を入れて傾斜が1%になるように調整する。狭幅バケットのおかげで溝の幅が狭いので、入れる砂利の量が大幅に減ってずいぶん楽だ。
そのあと、蔵の横に置いてあった暗渠パイプを取りに行っている間に予報通り大粒の雨がバラバラ雨がおちて来てみるみる雨足が強くなってきた。そのうち大雨警報が出るほどの大雨になってしまったので、本日の作業は断念。
9/4(水) 排水用のパイプを太いパイプに置き換える
今日は久しぶりに太陽が出てちょっと暑い。
暗渠の続きをしようと作業道に行ってみると、前日に掘った溝が水没していて暗渠の敷設ができない。原因は、溝の水を水路に排水するために作業道を横切るように仮パイプを埋めてあったのだが、そのパイプが細すぎて排水が追い付かないのだ。そこでまずはそのパイプを一回り太い塩ビパイプに置き換えることにした。
油圧ショベルで仮パイプを掘り出した後、仮パイプを通してあった水路の壁の穴をタガネとハンマーで削って一回り大きくする。その作業をしていると、役場の移住担当の方が2人で様子を見に来られたのでキャンプ場予定地内を案内する。2か月ほど前に来たときにはただの荒地だったところに道ができていてびっくりされていた。日々の進捗はわずかでも休まず作業を続けていると大した進歩になるものだ。
油圧ショベルで仮パイプを掘り出した後、仮パイプを通してあった水路の壁の穴をタガネとハンマーで削って一回り大きくする。その作業をしていると、役場の移住担当の方が2人で様子を見に来られたのでキャンプ場予定地内を案内する。2か月ほど前に来たときにはただの荒地だったところに道ができていてびっくりされていた。日々の進捗はわずかでも休まず作業を続けていると大した進歩になるものだ。
水路の穴が広がったら、パイプが沈まないように、その穴に続く溝の底に先日運んできた砂利を一輪車で運んで敷き詰めて踏み固める。その後、道路の幅の長さに切った塩ビパイプを水路の穴に差し込んで溝に置き、あとは埋めるだけ、というところで時間切れ。
9/5(木) 病院の日
今日は広島市内の病院に、東京で受けた治療の経過観察のための検査を受診しに行く。こちらの生活は、とにかく病院が遠いので、ケガや病気には気を付けたいものだ。
病院に行く前にいくつか用事を済ませる。
まずはコベルコによって、作動油フィルタを購入。ついでに狭幅バケットの交換時のピン(バケットをアームに取り付けるための鉄の棒)の付け替えをしなくて済むようにするため、狭幅バケット専用にピンを買おうかと思ったがその価格が狭幅バケットの約3割と想定よりかなり高かったので断念。
次にバケットランドにサイズが違っていたブレーカー用のピンの代替品として借りていたピンを返しに行く。
そのあとは広島市内の病院へ。1年ぶりに胃カメラを飲んだが、やっぱり喉を通るときと十二指腸に入るときがきつい。病院が済んだのはお昼過ぎ。外に出ると暑い。小板が涼しいのですっかり忘れていたが、東京にいるころ、9月後半まで続く残暑が恨めしかったのを思い出した。お昼ご飯を食べて、買い物にいき、戻ったらすでに夕方。
9/6(金) 作業道の南側の暗渠を敷設する
今日の作業は作業道の南側の暗渠敷設作業の続き。先日、作業道を横断する溝に置いた塩ビパイプの溝側の端には「チーズ」と呼ばれるT字型の継ぎ手をつなぐ。暗渠パイプを置く溝の角度を最終調整したあと、暗渠パイプを置いてチーズにつなぎこむ。暗渠パイプは水が入る穴から砂が入らないように分別した砂利で埋め、穴がない塩ビパイプは分別前の砂利で埋める。あとは地面の高さになるまで砂利で埋めるだけ、というところで砂利が足りなくなってしまった。砂利を取りに行こうとしたが、ちょうど砂利採取場周辺が放牧中だったので、砂利採取場に油圧ショベルを駐車して今日の土木作業は中止。放牧中の牛たちは見慣れない油圧ショベルが現れたので危険はないかと油圧ショベルを調べに集まってきて、何もないとわかるとそれぞれ草を食べに散っていった。
ちょっと手が空いたので、相方が「電気工事士の免許を取ったら」と、約束していた見浦牧場の和室の電灯のコンセントをシーリングライト用に付け替えに行く。年代物の配線にてこずりながらもなんとか無事に工事完了し、無事電気工事士デビューを果たした。
砂利採取場近くに放牧された牛たち。 牛を放牧した場所は草刈りをしなくて済む。 |
9/7(土)作業道脇の暗渠1本敷設完了
韓国方面に抜けた台風13号の影響で強めの風が吹く晴れたり雨が降ったりの不安定な天気。雨の合間を縫って、朝から砂利を作業道の入り口に運搬して暗渠パイプを埋め、ようやく作業道脇の1本目の暗渠パイプの敷設が完了した。9/8(日) 作業道脇の暗渠を3本敷設
関東方面に強い台風15号が迫る中、朝から晴れて昼間は真夏を思い出す暑さ。作業道の脇に午前中に2本、午後1本、暗渠パイプを敷設。今まで一日2本がやっとだったので、これは狭幅バケットのおかげだろう。作業道の脇の溝が埋まったおかげで道路の幅が広くなって油圧ショベルが楽に通れるようになった。あとは暗渠効果で道が固くなるのを待つばかりだ。そろそろ咲いてないかなと、キャンプ場予定地の中を探したら、私が大好きな山野草の1つ、アケボノソウが開花していた。
センブリの仲間のアケボノソウ 花びらの蜜線で小さなアリが蜜をなめていた。 |
9/9(月) 軽トラダンプ、作業道を初走行
関東に大きな被害を出した台風15号。電柱や送電線が倒れて電気も水も止まっているところがあるとのこと。広島にはほとんど影響がなく、今日も残暑が暑い。
今日は車の通行を阻む作業道の残り2か所のぬかるみの対策をする。
1か所目は作業道入り口から40㎥地点のマユミの木の根元。油圧ショベルのアタッチメントを標準パケットに付け替えて、牧場内の砂利採取場の砂利を軽トラダンプに6杯程運び、マユミの木の根元に積んで水がたまらないようにする。
2か所目は作業道の中間地点の水路の北側。暗渠を掘れるようにするために土手を削って道幅を広くし、路面の水がたまらないように路面に傾斜をつける。さらに斜面側から流れてくる水が路面に流れないように、斜面側に浅い溝をほっておく。
先日設置した暗渠も効果てきめん、作業道開通から3週間かかってようやく作業道が軽トラダンプが通れる道になった。
今日は車の通行を阻む作業道の残り2か所のぬかるみの対策をする。
1か所目は作業道入り口から40㎥地点のマユミの木の根元。油圧ショベルのアタッチメントを標準パケットに付け替えて、牧場内の砂利採取場の砂利を軽トラダンプに6杯程運び、マユミの木の根元に積んで水がたまらないようにする。
2か所目は作業道の中間地点の水路の北側。暗渠を掘れるようにするために土手を削って道幅を広くし、路面の水がたまらないように路面に傾斜をつける。さらに斜面側から流れてくる水が路面に流れないように、斜面側に浅い溝をほっておく。
先日設置した暗渠も効果てきめん、作業道開通から3週間かかってようやく作業道が軽トラダンプが通れる道になった。
はじめて軽トラダンプが作業道を踏破 路面が黒くなっているところが暗渠を敷設したところ。 |
相方が油圧ショベルを操作している間に、サイトNo1とサイトNo2の間にあるヤナギの大木に立てかけてあった脚立を取りにいった。その木のうろにニホンミツバチの巣があって、いつもは細い隙間からミツバチがたくさん出入りしているのだが、今日は1匹も見当たらない。あれ?と思ってよく見ると木の根元に木の破片が散乱している。反対側に回ってみてびっくり。うろの横、何の穴も開いていなかったところに直径20cmもある大きな穴が開き、うろの中身がすっかりなくなっている。穴の下には大量の木の破片とミツバチの巣の残骸。ツキノワグマが厚さ5cmもあるうろの壁を爪で削り取って穴をあけてミツバチの巣を食べてしまったのだ。クマのパワーには恐れ入る。数匹のスズメバチが穴のまわりを飛んでいた。こんなところに巣を作られてはたまらないので、あとで穴をふさいでおこう。
太いヤナギの木の幹に熊があけた直径20cm程の大穴。 中にあったニホンミツバチの巣は根こそぎ食べられてしまっていた。 |
ところで、脚立を取りに行ったのは、蔵の軒下の雨落ち(あまおち:雨どいがない軒から落ちる雨だれの跳ね返りを防ぐための造作)用の石を運ぶ方法を思いついたからだ。運びたい石の前に脚立を置き、脚立の一番上にスリングでミニレバーを取り付け、石に撒いたチェーンをミニレバーで引っ張って持ち上げる。持ち上げた石の下に一輪車を入れてから石を降ろすと一輪車に乗せられる。その後は目的の場所に運んで一輪車を傾けて落とす。これなら一人では持ち上げられない大きさの石も一人で運ぶことができる。
脚立とミニレバーとチェーンを使って 一人では持ち上げられない石を一輪車に乗せる |
9/10(火) ジムの日
今日はジムの日。広島市内はまだまだ蒸し暑い。
広島県安芸太田町の秋 水はけ・暗渠
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