キャンプ場予定地の作業道のぬかるみ対策に引き続き、資材置き場のぬかるみ対策をしているうちに、資材置き場をテントサイトとして最初に整備する計画に変更することになりました。
父が言うには、この場所は、黒土の下に水を通さない白い粘土層があるのだが、今までは黒土に生えている草の根で水はけがよくなった黒土と粘土層との間を水が流れていたのだが、途中に道を作って固めてしまったため、そこから下に水が流れなくなったのが原因だという。
朝、昨日掘った溝の大きな石の上に砂利を運んできて埋め、"砂利暗渠"が完成し、ぬかるみが解消した。どうしてもぬかるみが改善しないところはこの方法で対策することにしよう。
次の作業を検討した結果、資材置き場の作業道以外の場所が、木や草を刈っただけの凸凹の状態になっていてそのままでは軽トラで荷物を運ぶことも、運んだ荷物を置いておくこともできないので、作業道の横の部分から整地することにした。
積んであった土の下になっていて根かきがしてなかった部分の根をかく。過去の反省から、根をかいたはしから根をより分けて土をふるい、粗朶焼き場で燃やしていく。
9/11(水) 資材置き場のぬかるみを改善する
朝、前日に熊があけたヤナギの木の大きな穴に、スズメバチが巣を作らないように網を張っておく。
午前中の作業は、資材置き場内の粗朶焼き場前のぬかるみの改善だ。作業道を作るときに掘って作業道の横に積んであった黒土を油圧ショベルで掘り返しながら熊手で根を取り除く。取り除いた根は土の重みで押し固められて、根から土を振るい落して燃やせるようにするのが重労働になってしまっていた。かいた土から根をより分ける作業は、面倒なようでも根をかいた直後にやるべきだった、と反省しきり。根を取り除いた黒土は、相方が油圧ショベルでくぼんだ所に広げて踏み固める。
その間に私は昨日発見した石運搬方式で2つほど石を運んで蔵の軒下に設置する。
午後は母屋跡に積んである石の運び出し。6輪ダンプ運搬車の荷台に油圧ショベルで石を釣り上げて載せていき、資材置き場の奥の石置き場に3回ほど運ぶ。
夕方、臥竜山の方角が白くかすみ、雨の音が近づいてくる。急いでかたずけたら間もなく土砂降りの雨がやってきたので本日の作業は終了。
サイトNo2に咲き乱れるミゾソバの花 厄介な雑草とは思えぬピンクのコンペイトウのようなかわいい花 |
午前中の作業は、資材置き場内の粗朶焼き場前のぬかるみの改善だ。作業道を作るときに掘って作業道の横に積んであった黒土を油圧ショベルで掘り返しながら熊手で根を取り除く。取り除いた根は土の重みで押し固められて、根から土を振るい落して燃やせるようにするのが重労働になってしまっていた。かいた土から根をより分ける作業は、面倒なようでも根をかいた直後にやるべきだった、と反省しきり。根を取り除いた黒土は、相方が油圧ショベルでくぼんだ所に広げて踏み固める。
その間に私は昨日発見した石運搬方式で2つほど石を運んで蔵の軒下に設置する。
午後は母屋跡に積んである石の運び出し。6輪ダンプ運搬車の荷台に油圧ショベルで石を釣り上げて載せていき、資材置き場の奥の石置き場に3回ほど運ぶ。
夕方、臥竜山の方角が白くかすみ、雨の音が近づいてくる。急いでかたずけたら間もなく土砂降りの雨がやってきたので本日の作業は終了。
9/12(木) 雨でぬかるみが悪化する
朝、自宅の外から聞きなれない鳥の声がするので、窓からのぞくと、コイの池から突き出している排水パイプの上から、コバルトブルーのきれいな鳥が飛び去って行った。カワセミのようだ。コイを狙っていたのだろうか。また来てくれると嬉しいのだが。
前日に黒土を入れた粗朶焼き場前の土が夕べの雨水を吸い、さらにぬかるみがひどくなってしまった。その他にも作業道のマユミの木と中間地点の間もひどくぬかるんでしまっている。斜面から地下水が流れ込んでいるのかも、と調査用の穴を掘ってみたが地下水の水位は十分低く、ぬかるみの原因は今までのパターンとは違うようだ。さてどうやって対策したらいものやら。
前日に黒土を入れた粗朶焼き場前の土が夕べの雨水を吸い、さらにぬかるみがひどくなってしまった。その他にも作業道のマユミの木と中間地点の間もひどくぬかるんでしまっている。斜面から地下水が流れ込んでいるのかも、と調査用の穴を掘ってみたが地下水の水位は十分低く、ぬかるみの原因は今までのパターンとは違うようだ。さてどうやって対策したらいものやら。
9/13(金) ぬかるみの原因と対策は
朝、作業道の中間地点の道幅を広げるために、道の脇に積んであった土を軽トラダンプに積んで運び出していると、父が様子を見に来てくれたので、ぬかるんでいるところを見てもらった。父が言うには、この場所は、黒土の下に水を通さない白い粘土層があるのだが、今までは黒土に生えている草の根で水はけがよくなった黒土と粘土層との間を水が流れていたのだが、途中に道を作って固めてしまったため、そこから下に水が流れなくなったのが原因だという。
対策としては、面で水を排水する必要があり、広めに地面を掘り、底に大きな石を入れ、その上に砂利を敷くのがよいと教えてもらった。
午後、早速教えてもらった水はけ対策を一番水はけが悪いところにやってみることにした。幅1mぐらいの溝を掘って、砂利置き場から使い道がなくてよけておいた大きな石を軽トラダンプで3杯程運んで溝の底に敷き詰める。溝の出口は崩れにくいように石垣のように大きな石を積んでおく。明日砂利で溝を埋めれば完成だ。
午後、早速教えてもらった水はけ対策を一番水はけが悪いところにやってみることにした。幅1mぐらいの溝を掘って、砂利置き場から使い道がなくてよけておいた大きな石を軽トラダンプで3杯程運んで溝の底に敷き詰める。溝の出口は崩れにくいように石垣のように大きな石を積んでおく。明日砂利で溝を埋めれば完成だ。
9/14(土) 砂利暗渠が完成
母屋跡に積んである束石の山の隙間に咲いていた ヤマジノホトトギス。 ここでは雑草も山野草? |
次の作業を検討した結果、資材置き場の作業道以外の場所が、木や草を刈っただけの凸凹の状態になっていてそのままでは軽トラで荷物を運ぶことも、運んだ荷物を置いておくこともできないので、作業道の横の部分から整地することにした。
積んであった土の下になっていて根かきがしてなかった部分の根をかく。過去の反省から、根をかいたはしから根をより分けて土をふるい、粗朶焼き場で燃やしていく。
9/15(日) しわいマラソン開催
朝霧でかすむ涼しい朝、今日は全国で30強実施されているウルトラマラソンの1つ「しわいマラソン」の開催日。最長コースは100km、夜明け前に温井ダムをスタートし、8時前に自宅から歩いてすぐの「小板口」エイドを通過するというので応援に行く。飲み物や食料を提供するエイドのほかに応援旗を振る3人のボランティアの若者も。ソフトクリームの被り物やスパイダーマン姿のランナーもいてどの人も27kmも走ってきたとは思えないほど楽しそうだった。
1時間ほど応援したあと、朝の作業開始。
黒土だけでは雨がふるとぬかるんでしまうことが分かったので、黒土に混ぜるための砂利を5杯運んで、資材置き場の桜の木近くの道路に降ろす。
作業道の赤土の上に黒土を敷いてしまったところは黒土を剥ぎ取り、黒土に20%程度の砂利を混ぜて粗朶置き場前に広げてならして踏み固める。
私はその間土を払い落とせずによけてあった大量のススキの根から1つづつ土を払い落としてから燃やしていく。ぎっちり根が絡み合った巨大なススキの根株から土を落とすのは簡単ではない。つるはしのとがった先で何度もつついて根を分解しながら土を落としていく。
しわいマラソン 「小板口」エイドの様子 いつもは静かな交差点が大賑わい |
黒土だけでは雨がふるとぬかるんでしまうことが分かったので、黒土に混ぜるための砂利を5杯運んで、資材置き場の桜の木近くの道路に降ろす。
作業道の赤土の上に黒土を敷いてしまったところは黒土を剥ぎ取り、黒土に20%程度の砂利を混ぜて粗朶置き場前に広げてならして踏み固める。
私はその間土を払い落とせずによけてあった大量のススキの根から1つづつ土を払い落としてから燃やしていく。ぎっちり根が絡み合った巨大なススキの根株から土を落とすのは簡単ではない。つるはしのとがった先で何度もつついて根を分解しながら土を落としていく。
3連休の最終日。我々の生活は、雨がふったらお休み、という不定休なので、曜日や休みの感覚がすっかりなくなってしまい、別荘に人が来ているのを見て世間が休みだと気が付く始末だ。
今までのところ、テントサイトの整地はどこも中途半端な状態になっていて、どこまでやれば完成するかがはっきりしない。それに比べて今整地している資材置き場はエリアの境界がはっきりしていて、完成したかどうかがわかりやすいし、道路も近くて作業もしやすい。そこから見える景色も奥行きがあって里山らしい。そこで計画を変更し、資材置き場の北側2/3をテントサイトとして整備することにした。サイトの名前は各エリアのシンボルツリーの名前を取ってこのサイトは「ヤマザクラサイト」にしよう。(変更後のサイトマップはこちら)
そうと決まれば、雪が降るまでに、エリア内にある粗朶焼きで積もった灰を捨て、根かきしていない箇所の根をかき、水はけを確保するため、土手に向かって1%の傾斜をつけて、黒土に20%程度の砂利を混ぜて平らにし、芝の種をまいてみることにする。
そうと決まれば、雪が降るまでに、エリア内にある粗朶焼きで積もった灰を捨て、根かきしていない箇所の根をかき、水はけを確保するため、土手に向かって1%の傾斜をつけて、黒土に20%程度の砂利を混ぜて平らにし、芝の種をまいてみることにする。
今日は、まず最初の整地エリアの隣に粗朶焼き場を移動。燃え残った丸太や灰の中に残っていた熾火を持っていき、杉の葉や乾いた笹の根等を上に乗せるとすぐに火が付いた。燃えにくい大きなマユミの木の根の何本かを一緒に燃やす。粗朶焼き場の灰は畑の酸性度の改善に使えるので、土のう袋に入れて移動する。
そのあと、油圧ショベルで最初の整地エリアの根をかき、根の土を払って粗朶焼き場で燃やす。
そうこうしていると、隣の集落の人が役場の人からキャンプ場を作っていると聞いたと見に来られた。たのしみじゃね、また見にこようと言って帰られた。地元の人も私たちと一緒にキャンプ場らしくなっていく過程を楽しんでくれると嬉しい。
そうこうしていると、隣の集落の人が役場の人からキャンプ場を作っていると聞いたと見に来られた。たのしみじゃね、また見にこようと言って帰られた。地元の人も私たちと一緒にキャンプ場らしくなっていく過程を楽しんでくれると嬉しい。
広島県安芸太田町の秋 水はけ・暗渠
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