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2019年5月18日~5月30日 キャンプ場サイトNo1の暗渠完成

 
キャンプ場予定地内の母屋跡の暗渠敷設の経験をもとに、サイトNo1の暗渠はすんなりいくかと思いきや、思いのほかてこずり、ようやく完成。サイトNo2に続く道路の工事に着手しました。(キャンプ場予定地のレイアウトはこちら



5/18(土) 軽トラダンプのワイパー修理に挑戦するも…

朝はサイトNo1の暗渠で残っていた2本の暗渠パイプの敷設を完了。次から溝の埋め戻し作業に着手できる。
午後、軽トラダンプの動かなくなったワイパーを自力で直せるかに挑戦。なにせ20年前の車なので説明書の類は皆無、現物とインタネットの情報が頼りだ。外したねじを順番に仕分けして入れるためののプラスチックケースと、ケースにネジの場所をメモするためのマスキングテープ、ライト、ドライバーとスパナ一式を準備して分解開始。
グローブボックスを外してみると奥に円筒型のものがあったが、コンデンサーだろうということになりさらに分解する。オーディオ、空調を外す。行き詰る都度インタネットで説明を探しながらダッシュボードの上、横、下中央にあるナットを外したがダッシュボードは外れず。メータカバーとメータのネジ、オーディオ奥のナットと、目に見える場所にあるネジやナットをすべて外したがメータの裏あたりで何かが引っ掛かって外れない。作業開始から3時間、それ以上の作業は断念し、外した逆順でネジ・ナットを取り付けて、元通りに動くことを確認してから、軽トラダンプを世話してくれた車屋さん兼近所のオートキャンプ場オーナのOさんに相談の電話をする。すると、ちょうどオートキャンプ場に来たところなので車を持って来たら見てあげると言ってもらった。早速車を持って行ってみてもらうと、手早くグローブボックスを外し、その奥にある円筒型のものの裏に手を入れて、「ああ、ここが外れとるな」とあっという間に故障個所判明。我々がコンデンサーと思ったものがワイパーのモーターだったのだ。さらにモーターを外してワイパーの棒とつながるクランクを取り外す。クランクの先端に球状の金属の部品がついていてこれとワイパーの棒を繋ぐためのプラスチックの輪のような部品が破損して外れたのが原因とのこと。(ワイパーの構造はこちら)後ほど部品を調べて送っていただけることになった。所要時間はたったの15分。さすがはプロだ。

5/19(日) ひがな一日砂利運搬

5月らしいさわやかな青空が広がる朝。朝から暗渠の溝を埋めるための砂利を採取場の崖から削りだして運搬する。雨が降り出す3時ごろまでせっせと作業したのだが、目標とする量を運び切らなかったので、続きは次回。

5/20(月) 会社にするか?個人事業主で行くか?

午後から3週間ぶりのまとまった雨。久しぶりの休養日にして軽トラダンプを洗車する。
そろそろキャンプ場開業後の事業体をどうするか、その会計を具体的にどうやって行くかを考えないといけないので、まずはインタネットで調べて会社を作るかどうかを検討する。従業員が5人以上なら会社にする必要があるらしいが、従業員は全部で2名だし事業をを拡大するつもりはあまりないので個人事業主で行くことにする。従業員の源泉徴収や社会保険は必要なのかとか、自分たちで建てた建築物の固定資産取得額はいくらになるのかのかとか、借りている土地の整備にかかった費用はどうなるのかとか、わからないことだらけだ。いまから少しづつ勉強&練習しておくことにしよう。

5/21(火) 水はけ問題再び

雨上がりのさわやかな朝。
砂利運搬を継続する。砂利採取場の上の草地で、父が大型トラクターで堆肥の散布をしている。全部で25ヘクタール、毎日やっても1か月ぐらいかかるそうで、起伏のある牧草地での操縦は神経を使うらしい。
大型トラクターで牧草地に堆肥を散布する父
砂利運搬の後は油圧ショベルを砂利採取場からキャンプ場予定地に移動。雨上がりの日課になっている水はけ確認をすると、サイトNo1の何か所かに大きな水たまりができてぬかるんでいる。このまま埋めるのを続けて大丈夫かそれともさらに暗渠が必要なのか判断できず、水たまりには溝を掘るのが一番、と暗渠からぬかるみに向けて溝を掘ってみることにした。相方が油圧ショベルで溝を掘っている間に、私は予定地周辺の草刈りをしていたら、つぼみをたくさんつけたレンゲツツジの株が水路のそばにあるのを見つけた。キャンプ場にあるといいなと思っていた植物なので大喜び。
キャンプ場予定地の入り口で見つけたレンゲツツジ
溝を掘ってみると、表面が乾いていた地面の下は茶色や灰色の砂のような土、ぬかるんでいる地面の下は50cmぐらいの厚みの真っ黒い土の層の下に灰色の層があってそこから水がしみだしている。このあと何をすればいいか、今後の対策の進め方で相方と意見が食い違い、今日の作業は中止。

5/22(水)  ぬかるみの原因と対策判明

サイトNo1の水はけ問題の原因を突き止めるべく、インタネットを検索していたら、水はけの悪い水田について解説したページを発見。その解説によると、茶色の層は地下水位が変動する境界部分、灰色は常時地下水につかっていて鉄分が抜けた部分(グライ土)この2つは水を通す層。その上の真っ黒いところは植物が分解してたまった黒泥土で、ここが水を通さないので表面に水の出口がないと水が溜まってぬかるみになるのだという。そこで追加で掘った溝を水はけのいい砂利で埋めて暗渠までの水の通り道を作り、黒泥土が堆積している箇所は黒泥土の表面を斜めに削って溝に水が流れるようにすることにした。残っていた砂利で溝を半分ほど埋めたところで時間切れ。次はまた砂利運搬から再開だ。

5/23(木)  さびたネジには凍結浸透ルブ

朝の気温3℃と5月とは思えぬ寒さ。いまだ朝晩はストーブとダウンベストが手放せない。昨日、Oさんから、Oさんの会社の人が戸河内に用事があるのでワイパーの部品を持ってきてくれると連絡があったので受け取りに行く。朝8時戸河内IC近くの道の駅で待ち合わせて部品を受け取るが、Oさんが調査のため持ち帰った部品が入ってなくて別途送ってもらうことになった。部品をもってきてくれた方にワイパーの根元のさび付いたネジが回らないと相談したら、潤滑油を塗って一日置いたら外せると教えてもらった。ホームセンターで潤滑油を探していたら、さびたネジ専用油剤「凍結浸透ルブ」を発見して購入。そのあとスーパーで食料品を買って帰ったらもうお昼。
早速「凍結浸透ルブ」を使ってみたら、たいして待つことなくさびたネジが回った!効果てきめん、さびたネジやナットでお困りの方はぜひお試しを。
壊れたワイパーの部品はグローブボックスを外した隙間から取り出すことに成功したが、新しい部品はダッシュボードを外さないと取り付けられそうにない。前回ダッシュボードの取り外しに失敗しているのでOさんに連絡して、こちらに来られた時に交換方法を教えてもらうようお願いする。

5/24(金)  またもや終日砂利運搬

雲一つない快晴。アベック高気圧の停滞により日本全国高温予報。ここ小板も朝晩は10℃を下回る涼しさだが昼間は真夏のような暑さ。暑さを避けるため、朝早く作業をはじめ、昼から3時ごろまで休憩、日差しが弱まってから作業することにする。
今日は終日黒泥土の水はけ改良のための砂利作りと砂利運搬で終わる。
砂利採取場の岩。鉄分が多いきめの細かい火山灰が固まった岩らしく、
割れ目はさび色、割れ目のないところは灰色の岩

5/25(土) 黒泥土の水はけ改良開始

昨日に引き続き快晴。前日に運んだ砂利でサイトNo1の黒泥土の水はけ対策を実施する。油圧ショベルで黒泥土を掘って黒泥土の面に傾斜をつけながら砂利と混ぜて混ぜた土で地面を平らに埋めていく。その間、私は訪ねてきてくれる人を案内できるように展望台予定地の木や笹を伐って頂上にいくためのルートを作る。低い山だが今まで案内した人からは山深い雰囲気でちょっとした登山のようだとなかなか好評なのだ。
午後、相方は引き続き油圧ショベルで地ならし。私は冬に伐採して積んである粗朶(そだ:細い木の枝)のうち、次の工事の邪魔になるものをサイトNo4予定地に移動する。ついでに粗朶のうち、遊歩道の階段に使えそうなまっすぐな部分は適当な長さに切って、手作り感満載の資材として取っておく。

5/26(日)  軽トラダンプのワイパー復活

朝は薄曇りで過ごしやすかったが昼間はまたまた夏のような日差しの快晴。
ヤマウドの新緑の葉の上にナナホシテントウを発見
暑さを避けて昼休みを長くするため、今日も早めに作業を開始する。
朝、砂利を3回程運んでから、相方は残っていた暗渠の埋め戻しと地ならしを、私は粗朶の運搬作業を継続。
父が作業の途中で様子を見に来てくれた。水草が生えていた表土が湿った土に水草の根が入り込み根を取り除くのが難しいのでどうしたものか悩んでいると話すと、2年ほど置いておけば根が腐っていい表土になるとのこと。自然を相手にするなら自然の力と時間を味方につけるのがコツだという。さてこの土、2年寝かせておくなら寝かせておく場所を用意しないと。
午前中いっぱい作業を続けた結果、サイトNo1の暗渠の埋め戻しがほぼ完成し、サイトNo2に向かう準備が整った。
お昼、Oさんから、オートキャンプ場に来たので軽トラダンプのワイパーを見てあげると連絡が来たので、部品を積んでOさんのオートキャンプ場へ。ガレージに入れてまずは分解。やはりダッシュボードを外す必要があり、先日分解したところまでは順調に進む。前回はメータが外せなくて断念したのだが、Oさん曰く、スピードメータの後ろにワイヤが差し込む形でつながっておりそれをそこそこの力で引き抜く必要があるとのこと。無事ダッシュボードをゆるめることに成功し、助手席側のダッシュボードの隙間からワイパーのバーの部品を差し込み、ワイパーの穴に回転部分のネジ部分を通してナットで止める。モータのクランクにワイパーの部品をはめ込んであとは元通りに戻すだけ。メータにワイヤを差し込む作業が難航したが、無事ワイパーが復活。Oさんは原理・構造を理解している上に実践で積み重ねた感触・感覚で「このあたりにあるはず」「このくらいの力で抜けるはず」でどんどん作業を進めていく。さすがプロだ。Oさんには大感謝である。

5/27(月)  サイトNo2へ移動を開始

ようやく連日の暑さが緩んで薄曇りの過ごしやすい天気。次の作業はサイトNo1とサイトNo2の間をつなぐ道路を作る作業だ。
サイトNo2の入り口の両側には大きなオモトヤナギとハンノキが立っていて、それらの木の間を通る形で大規模林道側にある斜面を削って車が通れる幅の道を作る。地面を掘る前に、表面の土を油圧ショベルでかいて、熊手で木や笹などの根を取り除き、くぼんたところに戻して踏み固める。
相方がその作業をしながら少しづつ斜面に向かって前進している間に、私は斜面に積んであった粗朶を運びだし、斜面に生えている植物のうちモミジの幼木など残したいものを掘り出して移植する。といっても種類がわからない植物が多くちゃんと残したい植物を残せているのか怪しいものだ。
午後から、雨が落ち始め、3時ごろ雨脚が強くなってきたので作業中止。その後久しぶりの雨らしい雨となった。

5/28(火) 隔週ジムの日

小雨が残る中、キャンプ場予定地の水はけの様子を見に行く。砂利と土を混ぜて戻し固めた場所は、何か所か水たまりはできているものの、ぬかるみにはなっておらず、まずまずの状況。ただし、暗渠のサイトNo2側のぬかるみ対策をしていないところに大き目のぬかるみができていて、追加のぬかるみ対策が必要だということがわかった。やはり、雨降りのあとの水はけ確認は欠かせない。
そのあとは、恒例の隔週ジムへ。今日は広島市内も涼しくて助かる。

5/29(水) レンゲツツジが満開


5月らしいさわやかな晴れの天気。
キャンプ場予定地に咲き始めたカンボクの白い花
予定地にいって今日の作業を検討する。雨が降った直後に土木作業をすると、水を含んで土は重いし、整地前のぬれた地面がぬかるむしで作業効率が大幅にダウンするので予定地での機械作業はやめて、相方は砂利採取場で砂利作り、私は粗朶のかたずけに専念することにする。
今までは見浦牧場の母屋横にある砂利採取場で岩を削って砂利を作ってきたのだが、固い岩が邪魔して砂利を作るのが難しくなってきたので、今日は過去に真砂土を取った崖の岩が露出しているところを削ってみることにした。前回ここから真砂土を取ったときは、油圧ショベルのバケットの爪が平爪だったので岩に当たると掘れなくなっていたのだが、今回は標準の爪、さらにこちらの採取場の岩は母屋横の採取場の岩よりきめが粗くてもろいのでがりがり岩を削り取って砂利を作れる。ただしこちらの石はすぐに風化して真砂土になってしまいそうなので暗渠パイプの埋設ではなく、地面の改良に使うのがよさそうだ。
相方が砂利を作っている間にサイトNo1とサイトNo2の間にあった粗朶の移動が完了した。明日は一日砂利運搬に専念しよう。
帰り道、191号線と大規模林道の交差点にあるレンゲツツジ園を見に行く。昔ここに住んでいた人が通いで手入れをしているという休耕田2枚分一面に植えられたレンゲツツジが満開でその手前の水を張った池を縁取るキショウブとのコントラストがとてもきれいだ。
国道191と大規模林道の交差点に広がるレンゲツツジとキショウブ
レンゲツツジ畑にやってきたホオジロ

5/30(木)  撮影3連敗

朝の気温4℃。今日は一日砂利運搬。
朝軽トラダンプで砂利採取場に向かう途中、大規模林道を歩いているキジに遭遇。カメラを荷台に積んでいて大失敗。
昼一、砂利採取場に向かう途中で大規模林道から茶色い丸い動物(多分アナグマ)が牧場の草地に移動していた。運転席に積んであったカメラを構えるも間に合わず。午後、大型のキツツキ(多分アカゲラ)がキャンプ場予定地近くに生えているヤマザクラの木にとまるのが見えた。急いで車を止めて運転席に積んでいたカメラを構えたがシャッターを押す前に飛び去られてしまった。こんなにいろいろ珍しい生き物に遭遇したのに写真を1枚も撮れなかったとは残念無念。

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