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2020年7月5日~7月20日 トイレ棟の内壁、電気、水道が完成する

 

壁に防水シートを張っただけのトイレ棟の外見は一向にかわりばえしないものの、便器の設置を目指した内装、電気配線、水道配管工事は毎日少しづつ進んでいき、予定より1か月ほど遅れて何とか便器が設置できるところまでこぎつけました。トイレが使えるようになるまであと一息です。 

7/5(日)  トイレ棟の個室のドア枠用の角材を作る

朝は久しぶりに青空がひろがる。しばらく梅雨らしい天気が続くので、雨が降らない日は貴重だ。

久しぶりにキャンプ場の上に青空が広がる

昨日、軽トラダンプの運転席側のドアのレバーが外れかけて開け閉めしにくいことこの上ない。自分たちで直せるのかトライしたが手に負えず、この車を手配してくれたOさんにヘルプの電話をかける。レバーを調べると中に入っている金属の棒に取り付けられたスプリングが折れて抑えが効かなくなったのが原因とのこと。取っ手が外れないように、金属の棒と取っ手をビニールテープでくるんでみたところ、見た目はとにかく使う分には支障がない感じになったので部品がくるまでこれでしのぐことにする。22年落ちとなるこの車、部品があるだけラッキーなのだが、キャンプ場造成が落ち着くまでもうしばらく頑張ってほしいものだ。

相方は製材してあった杉の6cm角の角材でトイレ棟のドアを取り付ける角材や内壁用の幅木作るためのカンナがけに挑戦。角が直角になっていない角材を手押しカンナで直角になるように削る。何度か手押しカンナをかけて無事直角を出すことに成功した。

ところがよく見たら、角材が見るからに曲がっている。積んであった角材を確認してみたら、どれも0.5cm~1.5cm程曲がっている。これはカンナをかける前に製材でまっすぐにするしかないと、同じくらい曲がっている角材を集めてまずは中央の膨らんでいるところを切り落とし、裏返して両端の高いところを切り落とす。90度回して同じことを繰り返してようやく角材が一回り細いまっすぐな角材になった。「製材後に乾燥させると材が曲がるので、曲がった部分を切り落とせるように、2cm程度太く製材する」、とインタネットに書いてあったが、書いてある通りだった。

相方が製材機で材の曲がりを修正している間、私は昨日塗装したラワン合板に塗料を2度塗りをする。昨日塗ったときは、塗る塗料の量が多いところや少ないところがあったのに加え、塗り終わってからすぐ壁に立てかけて乾燥させたので、塗料が垂れてひどい塗りムラができてしまっていた。今日は塗料をたっぷり使って均一になるように塗り、平らにしたままで乾燥させたところ、塗りムラは目立たなくなり、きれいに仕上がった。全く何事も最初からはうまくいかないものだ。

7/6(月)池の鯉疾走事件の犯人が判明?

梅雨前線に沿って線状降水帯が出来て九州で大雨。広島県にも大雨洪水警報。買い物に行こうかと思ったが、広島市も大雨洪水警報が発令されたので、外出は中止して、私は帳簿の入力、相方はホームページの予約機能の修正をする。窓を開けてパソコン作業をしていたら、鯉の池の向こう側から白っぽいトビのような鳥が池の水面にダイブしてそのまま急上昇していった。最近小さい鯉2匹の姿が見えないと思っていたらこいつが犯人だったか。取り急ぎ池の上に鳥のダイブを邪魔するようにロープを張って様子を見ることにする。

7/7(火)  手洗いボウルにぴったりの植木鉢をGET

今日も各地で大雨。とはいえ冷蔵庫は空っぽなので警報が出ていない日本海側の浜田市に買い物に出かける。ホームセンターでトイレの手洗いに使えそうな物を探していたら、焼杉でできた植木鉢を見つけた、耐久性が「?」だがこれで手洗いを作ってみよう。

7/8(水)来年度のゼンリンの地図への掲載が確定する

久しぶりの青空。あれだけの雨が降ったのに、キャンプ場予定地内で水たまりができたりぬかるんでいる箇所はごくわずか。コツコツと水はけ対策をしてきた効果が出ている。

トイレ棟の前にタープを取り付けてから、いつもの草むしり。

キャンプ場の入り口の手前、大規模林道の脇を場外駐車場にするために、採土場から土砂を運んで油圧ショベルで平らにならす。その後相方は杉の角材のカンナがけを再開。目標とする厚さになるまで、電動カンナで少しづつ削っていく。

電動カンナで目指す厚みになるまで角材を削っていく

ヤマザクラサイトの芝張りで余った土を移動していると、小さな乗用車が入り口から入ってきた。地図会社のゼンリンの調査員で、来年度用の地図の調査をしているとのこと。これで来年のゼンリンの地図、さらにはそれを使ったカーナビに「小板まきばの里」が掲載されることが確実となった。正確な地図情報は日本の隅々まで調査員が回って出入り口の位置の変更まで1つ1つ調べていくという地道な作業で作られていることを実感する。

夕方、ヒグラシが鳴き始めた。夏が近い。

7/9(水)  ヤマザクラサイトに駐車場を作る

小雨が降る予報が変わり夕方まで曇り。そのあとまた雨になるので、雨に地面を固めてもらうには今しかないと土木作業に精を出す。

相方は場外駐車場とドングリサイトのへこんだところに土砂を運び、運んだ土砂をならす。駐車場はだいぶ駐車場らしくなってきた。

砂利を敷いてそれらしくなってきた場外駐車場

私はその間にヤマザクラサイトの周辺を整備するためのこまごまとした残作業を片付ける。最初にヤマザクラサイトの車道に積んであった芝張りで余った黒土を空き地に運ぶ。次に一番最初に取り付けたむき出しになった水道のバルブに塩ビパイプをかぶせて埋める。そのあと、ヤマザクラサイトの南側、資材置き場の横に染み出している地下水を抜くために、溝を掘って大き目の石を詰めて石暗渠を作る。最後はヤマザクラサイトの北側に置いてあった薪割り台や薪用の丸太、土ふるい機等を少しづつ北側に移動して車1台分のスペースを空ける。これでヤマザクラサイトの駐車場と車道を砂利舗装する準備が整った。要領がわかってきて効率が上がったので作業が進むのはいいが、疲れた。

周辺の片づけが終わったヤマザクラサイト。
この後、手前の駐車場と右側の車道にぬかるみ防止の砂利を敷いていく。

帰宅後、母からもらった400gのブルーベリーをジャムにした。ジャムは砂糖とレモン汁を入れて煮るだけで簡単なのだが唯一難しいのが煮詰めるのをやめるタイミングだ。冷えると固くなるので、少しだけとろみがついてジャムというよりソースだよね、というぐらいのタイミングでやめないと固くなりすぎてしまう。幸い今回は冷えてから瓶を傾けるとゆっくり空気が移動するぐらいの固さになって我ながら上出来だった。

7/10(金) 資材置き場の水はけを改良する

朝から小雨が降る中、レインウェアを着てキャンプ場へ。前日の土木の結果を見て回る。黒土が積んであったところは雨に洗われてきれいになっていた。駐車場は水たまりはできていなかったので、このまま表面を整えればいいだろう。ヤマザクラサイトの奥に作った石暗渠は機能していたが、斜面側の石暗渠の手前に水たまりができていたので溝を掘って石暗渠につなぐことにした。掘り進めるとどんどん水が出てきて、結局4mほど溝を掘ることになってしまった。小さな水の流れができるほど水があふれてくるので、暗渠パイプを溝に埋めて暗渠にする。

相方はトイレ棟の電気工事。室内灯のコンセントが付いた。

3時ごろ雨が強くなってきたので早めに作業を切り上げる。夜中は激しい雨。

7/11(土)  浄化槽周辺の土を片付ける 

気が付くともう週末。ようやく青空になった。せっかくの梅雨の晴れ間なので、土木作業に精を出す。

相方は夕べの大雨でできた場外駐車場とドングリサイトの水たまりに軽トラダンプで数杯分の土砂を運んで油圧ショベルで平らにする。そのあと浄化槽設置時に掘って積んであった土を水道メーター周辺の穴に移動して片付ける。

私は浄化槽の前に作った石垣を浄化槽の横に継ぎ足して浄化槽の横を歩けるようにする。

1日の最後は恒例のヤマザクラサイトの草むしり。最初のころはすぐに腰が痛くなって根を上げていたのだが体が草むしりの体勢に慣れてきたらしく、そこそこ長い時間作業が続けられるようになってきた。いったいどこの筋肉がきたえられたのやら?

草むしり中に見つけたナナホシテントウ。
緑の草はノシバの芽。

7/12(日)  トイレ棟の水道の配管が完成する

キャンプ場の回りはアジサイによく似た白い花、ノリウツギが満開だ。

満開のノリウツギの花に蜜を吸いに来たヒョウモンチョウ

今日も貴重な梅雨の中休み、トイレ棟の作業に専念する。

相方は電気工事。蔵に取り付けたブレーカーからトイレ棟のブレーカーまでの電線を屋外配線用のパイプに通して設置する。蔵の壁に這わせるパイプは直管を壁に添わせるためにバーナーであぶって柔らかくしてから曲げるのだが、火加減が難しく、焦がしてしまった。

失敗しつつも無事設置完了した
蔵のブレーカーからトイレ棟へ向かう電気配線

私はトイレ内の水道の配管を接着剤でつないでいく。接着を間違えると途中で配管を切ってつなぎ直さなければならなくなるので、接着剤を塗る前に継ぎ手とパイプをはめた状態でマスキングテープで印をつけて、接着剤を塗ってから印が合うようにはめ込むという方法で慎重に作業を進める。一日かかってトイレ棟室内の水道の配管は完成した。

接続が終わったトイレ棟内水道配管(壁際の黒い管)

7/13(月)  土砂降りで作業中止

朝から雨、一時的に大雨になる予報。眼医者に寄ってから足りない部材を買いに広島に行く。昼間は弱まっていた雨が夕方から強くなり、夜にはまた土砂降りになった。

7/14(火) 大雨の影響

明け方まで降っていた大雨が小雨に変わった。雨が上がったのを見計らって、キャンプ場予定地の様子を見に行く。いつの間にか夏の花たちが咲き始めていた。

蝶がよく来るヨツバヒヨドリ

ノリウツギの茂みにやってきたアオジ

同じ方向に垂れ下がる姿が面白いオカトラノオ

野の花とは思えないほど美しいピンクのカワラナデシコ

作業道の入り口で水路の水が大量にあふれたらしく、あふれた水が流れた川岸の土が大きく削られていた。宅配の人の話では、戸河内から吉田に向かう道や加計の旧道等で通行止めになっているという。

午後、相方はドングリサイトの水たまりに積んであった土砂をシャベルで運んで広げていく。私は、大雨で削られた川岸の穴を埋めるためドングリサイトのあちこちに散らばっている大きな石を集めて軽トラダンプに積み、川岸に開いた穴に降ろしたが、穴が大きすぎて大した足しにはならなかった。雨が強くなってきたので撤収。

7/15(水)  トイレ棟に電気が開通する

曇りの予報だったが、一日小雨が降ったりやんだり。

ヤマザクラサイトの区画割りを決めるため、サイトのサイズを測る。昼休み、計測した値をパソコンで入力して、それぞれの区画の面積が同じくらいになるように区画の境界の位置を割り出す。

相方は蔵のブレーカーとトイレ棟のブレーカーをつなぐ電気工事の続き。無事ブレーカーに接続し、トイレ棟の照明が点灯した。心配していた電線の長さは50cmだけを残して何とか足りた。後は浄化槽のブロアー用の屋外コンセントを残すのみだ。

その間に私はトイレ棟の合板4枚に塗料を塗った後、ドングリサイトの暗渠パイプの出口の土手が崩れて埋まりそうになっているのを、パイプの継ぎ足しと木の枝を使った土手の土留めで防止する。そのあとは水道を洗い場まで延長するための溝堀に着手する。

塗料を塗る前(手前)と塗った後(奥)の合板

一日の作業を終えて自宅に帰ると、自宅のコイの池の上に張っていたロープの1本がたるんでいた。いつも夕方に池の傍に人が来ると餌をねだりに来るコイが今日に限ってなかなか物陰から出てこない。さては例の鳥がコイを採りに来てロープに体当たりして逃げたのか。とりあえずロープ作戦は成功したようで一安心。

7/16(木) アース線と屋外コンセントの取り付けに着手

久しぶりに太陽が顔を出した朝の気温は14℃。7月とは思えない涼しさだ。自宅の裏庭に、ネジバナが咲いているのを見つけた。来年はキャンプ場の芝生に植えてみよう。

自宅の裏庭に咲いたランの一種のネジバナ

相方は蔵とトイレ棟をつなぐ電線を通したパイプをU字溝の壁に固定する作業。コンクリート用のビスの径に合わせたドリルドライバでU字溝の壁に穴を空ける。振動モードを使うと、難なく穴は開いたが、穴が太くなりすぎ、ビスがゆるゆるになってしまった。蔵修理の時に使ったコンクリート用ボンドを何とか探し出して穴に充填してリカバリする。何本か穴をあけているうち、コンクリート内のバラスの隙間が詰まっているところを狙うと、思い通りの穴が開くことが分かった。

U字溝の壁に電気配線のチューブをビスで固定する

私は前日に塗装した壁板を2度塗りしたあと、トイレ棟の外の水道管の組み立てに取り掛かる。トイレの便器用の水道には浄化槽に流れ込む水の量を測るために量水計を、トイレの手洗い用の水道は冬に水抜きをして使用中止にできるように水抜き付きの止水栓を取り付ける。必要な長さの水道管を準備し終わったので後は接着するだけだ。

午後、電気工事はアースと屋外コンセントの取り付けに着手。アース棒にアース線を取り付けるのにはんだを使うのだが、はんだごてがなく、見浦牧場に借りて接続する。

40年ぶりのはんだごてによるはんだづけに挑戦中

作業をしていると、サイト前の湿原に立っている古い電柱と電線の撤去のための現地調査の担当者が来られた。ヤマザクラサイトとドングリサイトの正面にある電柱は、重機が届くので抜けるがそれ以外は難しいとのこと。まずは抜けるものから抜いていただくようお願いする。

夕方、自宅近くの別荘のH尾さんが、昔大工さんからもらったノミやカンナを今では使わなくなったのでゆずってあげるというのでもらいに行く。こういうちゃんとした道具は買うとなるとかなりの値段になってしまうので本当にありがたい。

7/17(金)  GoogleMapからキャンプ場が消える?

朝の気温16℃。青空が広がるいい天気。昼間の気温も25℃と涼しいせいか、キャンプ場予定地では昼間っからヒグラシがにぎやかだ。

昨日火をつけたハンノキサイトの粗朶焼き場にまだ火が残っていたので、ハンノキサイトの草刈りをすることにした。ぼうぼうに生えている草を刈るとその下から皮をむいた松の丸太が出てきた。これではせっかく皮をむいた丸太もちゃんと乾かないかもしれない。丸太の保管場所も考えなくては。

相方はアース棒を刺す場所を探して、アース棒を地面に刺して専用の器具で抵抗値が基準値以下になっているかを調べる。地面の土に隙間があるとアースが十分きかないらしく、アース線を刺しては測りを繰り返しようやく条件に合う場所を見つけた。

アースの位置が決まったところで、浄化槽のブロアー等をつなぐための屋外コンセントの配線を雪も雨も当たらない床下につけることにした。床下の配線は中腰で常時腕を上げての苦行だったので疲れて早めに撤収。

私はトイレ棟から炊事棟までの水道管を接着剤で接続する。ちゃんとした炊事棟の建設は営業開始には間に合わないので、仮と正式のそれぞれの炊事棟の場所に水道管を立ち上げて置く。

夜、GoogleMapで、「キャンプ場」で検索したときにうちのキャンプ場が表示されなくなっているのに気づく。先日名前を「キャンプ場予定地」から「キャンプ場」に変更した弊害か?縮尺表示が200mで表示されるようになるのに1年以上かかっているので、最悪また1年かかるのか?と覚悟したが、よく見たら「開業日」が今年8月になっている。もしかすると開業前だと表示されないのか?と、開業日をクリアしてみたら、検索されるようになって一安心。

7/18(土) Instagramのフォロアーが100人を突破する 

今朝も深い朝霧が晴れたら快晴。粗朶焼き場の火がまだ残っていたので、キャンプ場予定地に隣接する大規模林道の路肩の約180mの草刈りをすることにした。刈払機で刈るのは午前中で終わり、余った電池で小川の散歩道を刈払いしていたら、先日の大雨で小川のあちこちで水があふれて湿地の中を横断した後を発見。この湿地部分をキャンプサイトにするのは手ごわそうだ。相方は砂利を何杯かドングリサイトに運んで油圧ショベルで平らにする。

整地が進んでテントサイトらしくなってきたドングリサイト

せっかく油圧ショベルを持ってきたので、浄化槽設置の時に掘り出した大きな石を5つほど蔵の前に置いてあったのを移動することにした。石にチェーンをかけて油圧ショベルで持ち上げて軽トラダンプの荷台に積み、ヤマザクラサイト奥の石置き場にチェーンをかけて降ろす。

相方は電気工事の続き。私は午前中に刈った草を軽トラックに積んで片付けていく。これがなかなか大変な作業で、結局夕方までかかってしまった。

Instagramのフォロアーが100人を超え、「インサイト」と呼ばれる統計情報を参照できるようになった。

7/19(日)  ホームページの予約ページを公開する

曇りの朝。草取りをしていたら太陽で出て、いきなり暑くなってしまった。雨続きでいい加減晴れてくれないとと思っていたが、晴れたら晴れたで暑くてへこたれる。

相方はトイレ棟の内壁張り作業。コンセント付きの内装の壁をすべて取り付け終わった。

私は蔵からトイレ棟への電気配線のホースを地面に埋めたあと、トイレの手洗いの水道を繋いでいたら、接着しているはずの太いパイプが1か所接着してなかったのを発見。危ない危ない。気づかずに埋めていたらいきなり漏水事故だ。埋めた土を掘り返し、断熱チューブを外してパイプを接着し、断熱材を撒きなおして埋め戻す。

昼過ぎ、ジュンテンドーで頼んでいた合板、ポリカプラダン、断熱チューブが届いた。トイレ棟と炊事場をつなぐ水道管に断熱チューブを巻いて水道管を地面に埋める。後は、後日配管を延長する箇所に水が出ないようにキャップをして本線に接続したら水道工事も一段落だ。

夕食後は開業に向けてここの所毎日やっているホームページの修正作業。ようやく予約フォームや利用ガイド等一通りのページがそろったのでα版として公開した。

7/20(月)  トイレ棟の内壁張りと水道配管が完成する

今日も時々青空が広がる天気。

相方は朝からトイレ棟の内壁張りの続き。午後いっぱいかかってようやく便器を囲む内壁が完成した。

私は水道配管の仕上げ。当面取り付けられそうにないトイレ棟内の手洗い用のj管は途中まで配管してキャップで蓋をする。トイレ用の配管に量水計と止水栓を取り付け、便器につなぐ給水栓ソケットにプラグを差し込んで水を止めて置く。これでトイレ棟の配管に水を流す準備が整ったのでいよいよ本線への接続に取り掛かる。大元の止水栓を閉めてから、トイレ棟の手前まで配管してあった水道管を接続する箇所で切ってトイレ棟への配管をつなぐ。トイレ用と手洗い用のそれぞれの配管の止水栓を閉めてから大元の止水栓を空ける。この状態で量水計が回っていないので水漏れはないということだ。次に、トイレ用配管の終点につけた凍結防止用の蛇口を開けてトイレ用の止水栓を開ける。しばらくして、どこにも水漏れすることなく、トイレ棟内を通過した水が凍結防止用の蛇口から出た。次は手洗い用の止水栓を空けて確認、こちらも水漏れなし。こうしてトイレに給水ができるようになり、夏休みが始まるころになってようやく電気、水道、内壁がそろって便器を設置する準備が整った。

夕方、隣の集落の大工のIさんが様子を見に来られた。ちょうど内壁の上部と下部の隙間の始末に悩んでいたので相談する。十分に幅の広い「笠木」を境界に張って隠せばよいとのこと。また、キャンプ場周辺には赤松しかなく柱等の構造材が足りなくて、という話をすると、このあたりの松は油が多く年輪も詰まっていて丈夫なので、構造材に使っても大丈夫だと教えてくれた。さらに、自動カンナでカンナ掛けした松の面を一目みて、このカンナの刃はもう研がないといけないねというと、自動カンナの蓋の開け方、カンナの刃のつけ外しの方法、刃を取り付けるときに専用のゲージが必要だということを教えてくれた。さすが地元の超ベテラン大工さん、いろいろと勉強になる。



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