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2020年6月6日~6月21日 芝張りがほぼ終了する

 

水道メーターの取り付けは何とか終わったものの、芝張りはあと1/4程残っているし、ドングリサイトの整地はやりかけだし、トイレ棟はまだ壁の「か」の字も出来ていない状態。夏開業に間に合うのか、心配になってきました。

 6/6(土) トイレ棟の壁に断熱材を張る 

曇り。朝は作業道入り口の道の脇にジャングルのように生い茂っていたイバラとフジを切ったところを油圧ショベルで根掻きする。作業道はキャンプ場周辺の散策コースの1つになる予定なので、開業までに多少はきれいにしておかないと。

そのあとはキャンプ場予定地で昨日やりきれなかった芝の目土入れ。相方はドングリサイトのまだならしていないところに、土砂を何杯か運ぶ。作業をしていると雷がゴロゴロなり出し、臥竜山の方向から雨が近づいてくる音がするので大慌てで土が濡れないようにブルーシートをかけて建物の下に避難。夕立のような雨が通っていった後作業を再開し、午前中で何とか完了。

そういえば最近、あんなにまめに来ていたキセキレイが姿を見せなくなり、せわしなく移動するカワラヒワを見かけるようになった。ミズキとカラコギカエデの花は散り始め、カンボクとナツハゼの白い花が咲き始めている。

せわしなく移動するので
なかなか撮影できないカワラヒワ

午後、相方は水道工事が一段落したので、トイレ棟の壁に断熱材を張る作業に着手。配管工の次は大工と電気工事士見習いに変身だ。私は芝張りが終わらないと変身できない。天気予報によると11日ごろに梅雨入りしそうな気配。雨が降った直後にも芝張り作業ができるように、晴れている間に芝を張るエリアに黒土を敷く作業と、土ふるい機でふるった目土を作る作業を完了させないといけない。まずは土をふるって土のう袋にいれ、芝張り1回分の目土を作る。目土はシャベル10杯で1束分、10束分だとシャベル100杯作っておく計算だ。次は芝張りエリアに黒土を敷く。芝張り1回分の黒土を敷くのに、明日の午前中いっぱいかかりそうだと思っていたら、夕方、80束目の芝が明日の昼に届くとの知らせが入る。

6/7(日) トイレ棟の壁に防水シートが張られる

朝、集落内に町会報を配る。途中、小学校跡地に建設中のH川さんの五右衛門風呂を見に行くと、内外装ともほぼ出来上がっていた。浴槽の周囲のモルタル部分は一度塗装したのだが、モルタルに直接塗料を塗ってしまったためにすぐに剥げてしまい、プライマーという下地塗料を塗ってから塗装しなおしたそうだ。

帰り道の途中にある四国在住のK野さん宅では、新型コロナによる県外移動自粛でしばらく帰省できなかったK野さんが久しぶりに帰省してたまった庭の手入れなどをされていた。

K野さんと立ち話をしていると、すぐ近くの別荘にツリーハウスができたので見せてもらうといいよと言われて、草刈りをしているKさんに声をかける。ご夫婦で斜面の上に立つ別荘に案内してくれた。庭の一角に意外と大きな2階建のデッキがあり、お孫さんの名前の看板が下げてあった。柱はメタセコイヤ、梁はクリ、手すり等はリョウブを使っていて、曲がった枝をそのまま上手に組んで作ってある。

ツリーハウスを作った別荘のご主人は、はじめたのはいいがなかなか大仕事で、手を付けなきゃよかったと何度思ったことかと笑っていた。Kさんに反対の斜面にあるBさんの別荘のカキツバタが見頃ですよと教えてもらって、反対側の斜面の階段を降りると、昔の水田を取り巻く山側の水路の両側にびっしり生えたカキツバタが紫の花を咲かせていた。キャンプ場の中にもこういう場所を作りたいなあ。

会報を配り終え、キャンプ場予定地に行き、相方はトイレ棟の壁に断熱材を切ってはめ込む作業を開始。私は午後到着する芝を張るエリアに黒土を敷き詰める。すると、大工さん親子がやってきた。新型コロナの影響で休校中の高校生の息子さんが練習がてら防水シートを張ってくれるという。それに先立って、トタンでできた水切りを金切りばさみで切って角に合うように細工してから壁の一番下の土台に取り付ける。防水シートの上下を両面テープで壁に貼ってから、ハンマーのようにたたきつけるタッカーで壁に止めていく。16歳といえどそこはさすが大工の息子、私たちの何倍のスピードでみるみる壁が防水シートで覆われていく。

お父さんの厳しい指導のもと、
防水シートを張る大工さんの息子さん


お父さんの方は製材した耳付きの松の板を切り、反対側の窓に取り付けていく。防水シートとは言え、壁が囲われて一気に建物らしくなってきた。

防水シートの壁ができ、建物らしくなったトイレ棟

窓枠の板が足りないので相方は製材を始める。私は8束分ぐらいの土敷きがおわる。

午後、大工さんがそろそろ引き上げるというので、早めのおやつ休憩。大工さんが帰った後、相方はドングリサイトに土砂を運搬したあと製材を再開。同じ作業を長く続けると体と頭が疲れてミスが増えるので、複数の作業を疲れすぎない程度のサイクルで回していく。

午後、80束目の芝10束が届く。早速、芝張りを始める。まっすぐ張るための水糸を張って、水糸に合わせ、板の切れ端で作った定規で間隔を測りながら芝のマットを置いていく。

芝並べの作業現場。並べ終わった芝の上に
置いた板の上を移動しながら、次の列の芝を並べていく

芝を張っていたら見浦牧場の中学生の甥が畑で取れたイチゴを持ってきてくれた。水分が不足気味だったのでイチゴが美味しいことこの上ない。6束分を並べたところで時間切れ。からからに乾いてしまった芝に水をやって、今日の作業は終了。

6/8(月) 断熱材張りと整地と芝張り 

今日は快晴。

朝、相方は再びトイレ棟の壁に断熱材を張る作業に取り掛かる。外側に防水シートが張られているので、筋交いが入っているところなどは筋交いの後ろに断熱材を差し込まなければならず、差し込める形に断熱材を分解してから壁にはめ込んで組み立てていく。昼は土砂をドングリサイトのへこんだところに運んでならし、涼しくなってから断熱材を張る作業を再開する。

私は残り80束目の残り4束分の芝を張る。黒土を敷き、芝を並べ、目土を入れ、板の上から踏んで転圧して水をやる。

作業していると、自宅近所の別荘のHさんが、キャンプ場を作っていると聞きつけて見に来られたので、休憩がてら場内を案内する。

夕方、芝に水をやって本日の作業は終了。あと20束分強のスペースが残っているが、残念ながら梅雨入りまでに終わらないことが確実になってきた。

6/9(火) 製材機が故障する

今日は快晴。ただし明日からはしばらく雨予報だ。

梅雨に入る前に芝生の土を敷いておこうと、朝から土を敷く作業をする。相方は朝からトイレ棟の壁に張る耳付きの板材の製材に取り掛かったが、2回目をきろうとしたらエンジンがウンともスンともいわない。エンジンはアメリカ製。マニュアルを探してみるが、故障の修理方法は見つからない。だが、現象からして電気系統に違いない、とエンジンのカバーを外して接続不良の部分を探すと、コネクタが外れているところが見つかった。つないでエンジンをかけると見事復活して一安心。

お昼前、聖湖でキャンプをしていたキャンパーFさんが様子を見に立ち寄ってくれた。新しく入れるようになったブナの森に案内する。幹線道路がすぐそばに通っているとは思えない深山の風情を気に入ってくれたようだ。そのあと、玉切りしただけで積んであった松の丸太を見て、割っときますと薪割りを手伝ってくれた。当分、薪を割る暇はなさそうなので助かる。

お昼、90束目の芝が届いていた。半日では並べるまでが精いっぱい。目土入れはしばらくできそうにないが、並べるだけは終わらせようとひたすら芝を並べる。日も暮れかかる頃、ようやく芝を並べ終わった。雨が止んだらすぐ続きができるように、芝用の土の山にブルーシートをかけておく。今後の作業は天気次第だ。

トイレ棟の方は6末までに便器の取り付けを終わる計画だが、そのためには電気配線と水道の配管とトイレの個室の内壁張りまで終える必要があるので、雨が降っても休む暇などない。

トイレ棟以外にも炊事場までの水道配管と炊事場の設置もやらないといけないし、リストアップするのをためらうほどやるべきことはてんこ盛りだ。

というわけで、雨でもトイレ棟の作業ができるように、家からとっておきの大きなタープを持ってきて、トイレ棟の前に張る。これはこれでキャンプ場らしくていい感じ。

トイレ棟の前に取り付けた大型のタープ。
これで雨の日もタープの下でトイレ棟の作業ができる。

6/10(水) トイレ棟への水道延線に着手

中国地方は本日梅雨入り。というわけで今日は梅雨らしい雨が降ったりやんだりの小雨予報。

相方はトイレ棟の電気配線を設計するため、一日家に引きこもる。

私は自宅の庭の刈り払いをした後、キャンプ場予定地に行き、炊事場まで水道管を引くルートを確認する。まずは水路のU字溝の下をくぐらせる必要がある。水路の南側は油圧ショベルで掘ったのだが、北側はすぐ近くに浄化槽があるので人力で掘らないといけない。早速バチツルとシャベルを使って掘り始めたところ、水路のすぐそばに大きな石が埋まっていた。回りの土を取り除き、カナテコ(大きなバール)を使って動かした後、脚立とミニレバーを使って持ち上げてなんとか水路の反対側への移動に成功。結局今日は石を掘り出しただけで時間切れ。

6/11(木) ツルと枝を片付ける

今日はお昼から小雨の予報。

作業前にキャンプ場予定地内の草花の様子を見に行くと、ハンノキサイトの道端のエゴノキがいつのまにか満開になっていて虫たちが忙しそうに蜜を集めていた。さんかく山ではキャンプ場予定地内にあるツツジの中で一番最後に咲くヤマツツジが小ぶりのオレンジの花を咲かせている。

雨にぬれるヤマツツジの花

相方は一日トイレ棟の壁に断熱材をはめ込む作業に専念。私は芝ができないか土の様子を見てみたが、土が濡れていて難しそうなので、先日きこりのTさんとGさんが切ってくれたツルと枯れ枝を片付けることにした。片付けようとして改めてみてみるとこんなにツルが巻き付いていたのかとびっくりするほどの量。これだけの量を取ってもらったのだから、すっきりするわけだ。そのあとは雨の中「刈りまくったら芝になるかも実験」中のハンノキサイトを刈り払う。

6/12(金) 断熱材張り終了まであと少し

小雨が降ったりやんだりの梅雨らしい天気。相方は今日も一日壁の断熱材を張り続け、南面、東面と西面の半分が終わった。私は昨日に引き続きツルと枯れ枝の片づけ。粗朶焼き場がいっぱいになってしまったので燃やしながら片付ける。ツルの片づけが終わったらハンノキサイトで根こそぎにしたままになっているカンボクとノリウツギの木の枝を切って片付けてから太さが3cmもあるような巨大なイタドリとびっしり生えたミゾソバを刈る。イタドリのような多年草は春から初夏にかけての成長を助けるために前年の秋までに根に蓄えた養分を使うので、6月~7月に最も根の養分が減っているらしい。そのためこの時期に草刈りして根への養分供給源を断つことで根を弱らせることができるのだそうだ。梅雨の間、草刈り頑張るぞ。

6/13(土) 広島に資材を買いに行く

夕べからの強風と大雨が緩んだ午前中、キャンプ場予定地の様子を見に行く。

芝エリアのところどころに水が流れて土が流され溝ができていた。1か所整地が足りず少しへこんでいるところが水たまりになっている。土が水を含んでゆるんでしまっていて、芝が育ったら雨でも踏めるようになるのか、少々心配。

トイレ棟の前に取り付けてあったタープが風にあおられてバタバタしているので、外してトイレ棟の中に入れておく。風が強い日に簡単に上げ下ろしができるように対策を考えないと。

帰る途中、駐車場になる予定の場所に片付け切らずに置いてあった広葉樹の枝が、延びた草に埋もれて妹の刈払いの邪魔になっていたので、鎌で草を刈って枝を草のなかから引っ張り出す。いつも草が伸びる前に片付けようと思うのだが、草が伸びるのが早くて手遅れになりがちだ。

午後、トイレ棟の電材を買いに広島のホームセンターへ。相方は売り場にいたお店の人にいろいろ教えてもらってスイッチやコンセント、アース線等の部品をそろえる。私は給水用部品を物色していたら直径30cmほどのステンレスのボウルを見つけた。これで手洗いを作ったらどうかな?

食事をして食料品を買って20時ごろ帰宅。かなりの雨が降ったようで、自宅前の池にそそぐ水の量が半端ない。明日キャンプ場予定地の様子を見に行かねば。

6/14(日) 芝の目土が流される

午前中は曇り空。午後は再びかなりの雨予報。キャンプ場予定地の様子を見に行く。作業道横の水路は、土管が詰まるのを防ぐためにU字溝に設置したゴミ取ゲートに、刈り払いした草が一番上までたまってダムのようになっていた。たまった水を池と勘違いしたモリアオガエルが水路の上に泡のような卵を産んでいる。いくら水があるからと言っても、ここはだめでしょ。

ダムの上流に砂が大量にたまっていたので、何かの材料に使おうとシャベルですくってから、ゲートに詰まった草を取り除くと、一気に水が流れ出し、水と一緒にたまった砂や小石もどんどん流れていく。

このゴミ取ゲート、ビニールハウスのパイプのあまりを井桁に組んだだけというチープな作りの割には効果絶大。ゴミが引っ掛かりすぎないので、大雨の時だけたまった草や枝を取り除けば済むという優れものだ。

芝の様子を確認すると、幾筋も水が流れて土がえぐれた跡があり、せっかく出た芽も根がむき出しになっていた。芝の芽が根付いてしまえば問題ないのだろうが、それまでは土が流れないように対策を考えねば。

大雨で目土が流れて、
根がむき出しになってしまった芝の芽

そのあとはハンノキサイトの斜面の草刈り。電池がなくなったところで駐車場になる予定の場所の枝を軽トラダンプに積んでハンノキサイトの粗朶焼き場に運ぶ。枝を降ろしていると雨が強くなってきたので、降ろし終わったところで撤収。

午後は、雨が土砂降りになってきたので、インタネットでトイレ棟の水道に使う部品等を調査して過ごす。

6/15(月) 松の弱点の原因が判明

雨が止み、久しぶりの青空。

大工さんに製材した松の厚板でトイレ棟の窓枠を作ってもらったのだが、その残り板の一部がかびているのを発見。もしやと窓枠を調べてみたら東側の窓枠にカビが出ていた。一緒に置いてあった米松はそれほどぬれていないのに、かびていた板は直接雨に当たって水をたっぷり吸って重くなっていた。松は水に弱いというが、スポンジのように水を吸ってなかなか乾かないのでカビが生えたり腐ったりするというのが問題らしい。つまり製材後はとにかく雨でぬれないようにし、雨が当たるところに使う材は必ず水を吸わないように塗料を塗る必要があるということだ。開拓で出てくる材はほとんど松なのでできるだけ松を使いたい。塗料をぬってどのくらいもつのかはやってみるしかない。

ハンノキサイトの粗朶焼き場の回りがいっぱいになってきたので粗朶を焼いてから、トイレ棟の下まで水道管を通すルートの溝堀をする。相方は引き続きトイレ棟の断熱材のはめ込み作業。

お昼ごろキャンパーFさんが奥さんとドライブの途中で立ち寄ってくれた。

午後、私は先日きこりのTさんに切ってもらった太いヤナギの枝を適当に切って粗朶焼き場に運ぶ。相方は、トイレ棟の角に鎧張りの角を隠すために張る幅3cmの角材を製材する。3cmの板を作り、角材をまとめて切り出そうとしているときに、またもや交換したばかりのバンドソーで木を抑える鉄の棒を切ってしまい、節がない一番いい部分の木材を半分だめにした上、替えたばかりのバンドソーをなまくらにしてしまった。立てて重ねた複数の板を倒れないようにするために、板を切り出すときには使わない抑え棒を使ってしまうのが原因と判明。抑え棒の代わりに角材を挟んで抑える方式に変更することにする。気を付けるだけではまたやってしまうので、やり方を変えるしかない。

6/16(火) トイレ棟まで水道管を敷設する

朝の気温14℃、各地で真夏日が予報されている中、寒くて思わずファンヒータをつける。朝食後に外に出ると涼しくてさわやかな初夏の風。

相方は水道メーターからトイレ棟の下まで、水路あり石垣ありの曲がりくねったルートに合わせて水道管を切って継ぎ手でつなぎながら水道管を伸ばしていく。

水道メーターからトイレ棟の下まで水道を延線する

日差しが強い昼の間はドングリサイトに土砂を運び、日差しが弱くなってからトイレ棟の窓枠と製材機の壁板に透明の防腐・防カビ塗料を塗る。

私は明日届く100束目の芝を張るエリアに黒土を敷く。

6/17(水) トイレ棟の断熱材を張り終わる

明日は朝から大雨の予報。朝から午前中いっぱいで最後の芝エリアに黒土を敷く。

相方は前日つないだ水道管に断熱材を巻く。水道管を十分な深さに埋められる場合は断熱材はいらないのだが、水道メーターから先はあまり深く埋められないので発泡スチロール製の断熱チューブを巻いて凍結を防止する。パイプが直角に曲がっているところは、断熱チューブを斜めに切って組み合わせ、継ぎ目は隙間ができないようにビニールテープで巻いていく。あちこちつないでいたらあっという間にビニールテープがなくなってしまった。断熱材張りに使っていた防水テープもなくなってしまったし、テープの類は常に多めに用意しておく必要がありそうだ。

午後、相方は再びドングリサイトに土砂を運んだあと、トイレ棟の断熱材張りを再開し、ようやく壁のすべてに断熱材を張り終えた。

私は100束目の芝が届いたので、ひたすら黒土に芝を並べていく。前回の芝は目土を入れる前に雨になってしまったのだが、芝は青々と元気に地面に根を張り始めているようなので、届いた芝はできるだけ早く並べ切って、目土入れはそのあとやることにしたのだ。6時ごろまでかかってなんとか100束目の10束全部を並び終えた。次の110束目ですべてのエリアに並べ終わる。あと一息だ。

時間切れで大雨対策ができなかったので、明日の午前中にやることにする。

6/18(木)大雨に備えて芝の境界に石を並べる

朝から小雨が降る中、大雨対策をする。

相方はトイレ棟まで延線した水道管を埋め戻す。水道管の溝は浄化槽の前に作った石垣のすぐそばに掘ったので、溝を埋めておかないと大雨で溝の壁の土が崩れて石垣が崩れてしまう可能性があるのだ。

私は大雨で芝の目土が流れるのを防止するために、ドングリサイトに運んだ土砂の中から直径15cm程の石を拾い集めて、芝エリアの境界に並べていく。

芝エリアの境界(右側)にずらりと土留めの石を並べ、
目土が流れるのを防止する。

午後、少し雨足が強くなってきたころ、最後の110束目の芝が届いた。置いておく場所がないので、乗用車を自宅のビニールハウス車庫から出して、そこに軽トラダンプを入れて、受け取った芝を箱からだして荷台に並べる。そのあと、どんどん雨は強くなり大雨に。買い物に行こうかと言っていたのだが、疲れがたまって動く気になれず。がっつり昼寝をしてしまった。

6/19(金)  母とフキ狩りをする

夕べの土砂降りの雨が止んだ肌寒い曇りの天気。

芝の目土は石を並べて置いたおかげで前回ほどではないが、やはり水が集まるところは目土が流れてしまった。一般的な市松張りでは芝マットの角が接触するように並べるのだが、芝代を節約しようと隙間を空けて並べた結果、隙間を流れる水をせき止める障害物がないために水が集まって川になり流される目土の量が多くなってしまったのだ。いいアイディアだと思ったのだが、雨までは考えが及ばなかった。とはいえこのまま進めるしかないのだが。

相方は朝からドングリサイトに土砂を運搬。

私は軽トラダンプに積んであった芝をキャンプ場予定地に降ろし、最後に残ったエリアに並べていく。

キャンプ場予定地の入り口で人の声がするので振り向くと、腰が曲がった母がハウスカーを押しながらやってきた。大雨の後でまだ畑作業もできず、することがないので様子を見に来たと、作ったばかりのまだ暖かいこんにゃくを3つ渡してくれた。そういえば、先日折れたヤナギの枝を整理していた時にフキがたくさん生えているところを見つけ、母に採りに来てもらわねばと思っていたので、その場所に母を連れていく。母はフキを見ると大喜びでフキを摘み始めた。摘んだフキの葉をちぎって茎だけにしてから、これでしばらくフキを炊くのに忙しい、ありがとうといいながらハウスカーを押して作業道を通って帰っていった。

その後、芝並べを再開し、届いた芝の半分弱を残して、予定のエリアすべてに並べ終えた。さて残りの芝はどこに張ろうか。

天気予報では午後もしばらく小雨が残るとのことなので、作業を切り上げ、広島のホームセンター西村ジョイに買い物に出かける。西村ジョイで水道や電気の部材を探していたら、ばったり大工さんに出くわした。大雨の後で松にカビが生えた話をして、塗料は何がいいかを相談したら、一番高い塗料でも値段の差ほど長くはもたないので、お買い得の塗料をまめに塗るほうが結局安上がりでおすすめとのこと。納得。

6/20(土) 芝並べ終了&トイレ棟の電気工事に着手

久しぶりの梅雨の晴れ間。

キャンプ場予定地への通勤路で咲いたばかりのササユリを見つけた。昔はそこここで見かけたものだが、里山が荒れたためかまたはイノシシが増えたためか、今ではその姿は珍しいものになった。

薄桃色の花びらが美しいササユリ

本日の最初の作業は芝刈り。はじめに張った芝の葉が伸びて穂が出始めたので、刈り払い機で芝刈りする。

4束ほど残っていた芝のマットは、ヤマザクラサイトの北側に芝エリアを追加することにした。土を敷くエリアの境界に水糸をはって、砂利を敷いてから土を敷く。そのあと芝のマットを並べ、ついに合計110束、990枚の芝のマットを並べ終わった。ただし、最後の30束は並べただけで目土を入れていないので、目土を入れ終わらないと芝張り作業が終わったことにならない。目土には水はけがいい砂利をふるった砂を使うことにし、今日は土ふるい機で目土づくりに精を出す。ふるって残った砂利は道路の部分に敷き詰めて砂利舗装にする。

相方は、トイレ棟の電気工事に着手。厚みが20cm弱の梁に電気コードを通す穴をあけるため、余った角材でドリルで穴をあける練習をする。まっすぐ穴があけられるようになるころには角材が穴だらけに。日差しが強い間の土砂運びの後はいよいよ穴開け本番。練習の成果を発揮し、無事穴開けに成功した。

6/21(日) 水道設備を寄付する

朝の気温は11℃、初夏だというのに朝は毛布がないと寒いぐらいだ。

キャンプ場予定地の周辺では、ナガバモミジイチゴが黄色い実をつけ、ナツグミの実がいつの間にか赤くなっている。ミートセンター近くの道路脇にはクワの実がオレンジ色の実をつけていた。花と実、両方楽しめる樹木は楽しい。

トイレ棟横の幅60cmの水路のそばでアオダイショウを見つけた。体を水路の岸に乗せたまま首を水路の底まで伸ばして何をするのかと思ってみていたら、ごくごくと水を飲み始めた。そのまま首だけ持ち上げて棒のように真横に伸ばし、水路の向こう岸に頭を載せると、まるで橋を渡っているみたいにするすると水路を超えていった。なんとも便利な胴体だ。

私は今日も芝の目土入れ。ふるった砂と土を混ぜて芝の間を埋め、芝の種を撒いていく。10束分の目土を入れたところで時間切れ。残りの目土入れは20束分。大雨で目土が流れてしまったところの修復も必要なので、あと3、4日はかかりそうだ。

相方はドングリサイトに土を運んだあと、油圧ショベルで平らにならしていく。

お昼前、水道組合のH中さんが水道メーターを見に来られた。特に問題がなかったので、今日付けでメーターまでの設備を水道組合に寄付して、今日以降の使用分から水道料金を払うことになった。

お昼過ぎ、ハウスカーを押して母がやってきた。先日採ったフキを炊いてわざわざ持ってきてくれたのだ。

夕方、ジュンテンドーで配達をお願いしていた合板が届いた。これでトイレ棟の内壁に着手できるそ。



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