少しづつ春の気配が感じられる中、引き続き週一ペースの伐木はまだまだ続きます。そんな中、新型コロナウィルスの影響がちらほらと出てきました。
朝、先日安芸太田町の確定申告会場で案内いただいた広島元町クレドの確定申告会場に行く。受付開始から30分後についたらすでに3時間待ちになっていた。15km程もどって予定の用事を先に済ませた後で確定申告会場に戻るとちょうど番号の受付中で、ほどなく相談窓口に案内された。相談員の方は一度に3人ぐらいの人の相談に乗りながら、申告書類を完成させるのを手伝っている。とりあえず疑問は解決し、作っていった申告書のままでよいことが確認できたので、提出窓口に並んで提出すると申告書の控えに受付のハンコを押して返却してくれた。出口に向かうと出口近くに青色申告相談コーナーがあった。東京で住んでいたマンションの賃貸収入を青色申告すると10万円控除してもらえるのだが、そのためにはその年の3月中までに青色申告承認申請書を出す必要があるとのこと。帰りに広島北税務署に寄って提出しようと考えていたのだが、この相談コーナーで提出できないか聞いてみた。そうしたらすんなり受け取ってもらえた。これで懸案だった確定申告は無事終了。その間に相方は久しぶりにデパ地下の買い物を満喫したようだ。
日が高くなるにつれて気温が上がり春のような陽気だ。
今日も赤松を1本伐木する。根元がまっすぐで、幹は山側に少し曲がっているが、枝は倒す側に長く張り出しているので、重心はほぼまっすぐ上にあると思われた。追い口を切り始めたタイミングではわずかに重心が山側にある感触だったので早めにくさびをいれて重心をずらして伐った結果、まあまあ狙い通りに倒すことができた。しかし、ハンノキサイトに生えている桜の木にかすってしまい、桜の枝が1本むしり取られてしまった。もう少し狙いが正確にならないと、ハンノキサイトの木が折れたり倒れたりしてなくなってしまいそうだ。
午後、雨が止んだので、私は残った松の皮むきをした後、製材機のレールのブルーシートをサイズが合うシートに交換する。これで強風が吹いてもめくれなくなるだろう。
相方はネコヤナギサイトにできた水たまりに溝を掘って排水したあと、インタネットで調べた製材機のバンドソーにこびりついた松脂除去方法に従って、バンドソーとホイールについた松脂を灯油で拭いてみる。さすが製材所でやっている方法だけあってよく落ちる。インタネットにはこびりついた松脂を取るだけでなく、こびりつき防止のために製材機で切る度にバンドソーが回っている間に灯油をつけているという記載があったので、これを安全にやる方法を検討することにする。
午後、キャンプ場のホームページに初問い合わせをくれたFさんが奥様と予定地に来られた。今シーズンはスタッドレスタイヤに替えてから1度も雪を踏んでいないので、わずかに雪が残る聖湖周辺の道をドライブしてきたという。
ちょうど、午前中に製材を始めていたので、最初に製材を見ていただく。次は伐木。途中で二股に分かれている松を伐る。まだ追い口が受け口に対してまっすぐ切れないという課題はあるが、ほぼ狙った方向に倒れた。ところが二股に分かれた枝が地面にぶつかったひょうしに枝の付け根から根元に向けて1mもさけてしまった。太くて節がない製材向きの部分だったのにもったいないことをした。
松が倒れるときにそばにあった細い枯れた木が倒れてしまったのだが、その木の芯が鮮やかなレモンイエローだった。なんの木だろうとgoogleで「芯が黄色い木」と調べると「ヤマハギ」と判明。インタネットの検索は本当に役に立つ。
Fさんに、”製材に使えない太さの松を薪にするために半分に割って乾燥させたいのだが割る暇がなくて”というと、”割りましょうか”と、とっておきのマイ薪割り斧を持ってきて薪割りしてくれた。斧をふるうのは結構難しいと思うのだがどこで練習しているのかなかなか様になっている。生木なので斧が刺さると樹液のしぶきが飛び散る。2、3度斧を打ち付けるとひびが入るがなかなか割れない。そのあと乾いた薪を割ってくれたのだが、こちらは斧がささると小気味のいい音を立てて真っ二つに割れた。生木をたくさん割るなら薪割り機が必要そうだ。
Fさんが帰られたあとは、先ほど伐木した松の玉切りと枝払い。チェンソーの燃料がきれたところで、相方は製材を再開。
雲の多い暖かい朝。夕方から雨になるとの予報なので、朝はドングリサイトの水たまりを埋めるため、牧場の採土場から4杯程土砂を運ぶ。採土場の崖はブレーカーで崩した後、割れ目にしみこんだ水が凍って膨張したおかげで狙い通り自然に崩れていた。
土砂を運んだあとは運動の時間だ。相方は手作業で運んだ土砂を広げてならす。
私は前日に倒した松の枝の片づけと製材用の丸太を皮むきできる場所まで引っ張り出す。
あちこちに切り株がある斜面に倒れた丸太を転がせるところまで降ろすのがなかなか大変だ。切り株等の段差があるところは細い丸太で橋を作って段差を乗り越えられるように準備してから丸太をその橋に載せるように長い柄の先に鉤がついたドットコで持ち上げたり引っ張ったりしながら少しづつ動かしていく。今はまだ斜面のすぐ近くの木を切っているのでこれぐらいですんでいるがもう少し奥になると別の方法を考えないと。
製材する丸太3本を水路を超えたところに運び出したところで雨が落ちてきて本日の作業は中止。
帰りにHさんの五右衛門風呂の様子を見に行く。浄化槽の工事は終わっているし、五右衛門風呂は外壁もお風呂の回りもきれいにモルタルで左官されていて、着実に完成に近づいていた。
そのあと、私は前日に運び出した松の皮むき、相方は、運んだ土砂を道路に広げる。午後、相方は製材。私は皮むきに疲れたので、蔵の北側、風呂場跡の片づけに着手。そろそろトイレ棟の建設予定地を空けないといけないので、この場所を整備して建設予定地に置いてあるセメント用の砂を移動することにしたのだ。すっかり忘れていたがここには蔵の屋根修理の時に余った垂木や蔵の床板を積んで、その上にブルーシートをかけてあったんだった。ブルーシートをはがしてみると蔵の床板の上には何かの動物がドングリを食べたらしく、たくさんのドングリの殻が散乱していた。ブルーシートの上や周囲に積もった大量の落ち葉を掃いて粗朶焼き場に運ぶ。3時ごろ、小雨が降り出したので製材は中止。休憩の後、製材機と製材した板を片付けて、残り時間はドングリサイトのぬかるんだ道路に運んできた土砂を広げる。
父の帯状疱疹の経過観察のため、広島の病院へ。11:00の予約の30分前に受付したのに、診察の順番が回ってきたのは12時を回っていた。大きな病院ではやむを得ないとは言え、片道一時間半の道のりに加えてこんなに待たされては病気でなくても弱ってしまいそうだ。幸い、目の表面にできた炎症の経過は良好で、薬も少し弱い物に切り替わり、次からは自宅から一時間弱の行きつけの眼科に紹介状を書いてもらった。自宅に帰りついたのは15:00を回っていた。
その間、相方は採土場で崩れた土砂を崖の横に山積みしていたらしい。
今日は病院デー。母の整骨院と、父の帯状疱疹後の経過観察と甥の水疱瘡診察で安芸太田病院へ行き、昼前には帰宅。その間、相方は作業道横の元田んぼに薪用の丸太などを置けるように、水たまりの水を抜く溝を掘っていたらしい。
午後、ハンノキサイト横の直径40cm強の松の木を伐採する。狙った方向から数メートルずれて、ヤナギの枝が折れてしまった。
いつものように切り口を見て前と比べてどこが良かったか悪かったかを分析して、悪かったところは次はどうするかまで検討する。切り口はほぼ水平に伐れるようになっているが、残念ながら木の左側から切った最後の追い口が斜めに入って対角線のツルを伐ってしまうという問題がまだ改善していない。
幹に玉切りの印をつけて、玉切りしたときに幹が地面に落ちないように幹の下に細い丸太を差し込む。大きな枝を払ってから、幹を玉切りしていく。玉切りする際には半分ぐらい切ったところで切り口にくさびを差しておくのだが、続きを切っている途中にそのクサビがはずれ、チェンソーが噛んでしまった。クサビを入れなおそうにもプラスチックのクサビは狭い隙間に入っていかない。そこで蔵から斧を持ってきてクサビ代わりにハンマーで打ち込む。すると少しづつ隙間に入っていき、ついにチェンソーが外れた。失敗の数だけリカバリがうまくなっているようだ。
今回から、再利用する枝は保管がしやすいように2mの長さに切ることにした。太くてまっすぐな枝は木を運ぶときのレール用に、細くて長い枝は暗渠用に、枝を払って2mに切断する。
大規模林道の路肩の落ち葉掃きをして体を温めてから、先日倒した松の皮むきの準備に取り掛かる。皮をむいた丸太はトビが刺さりにくくなるし樹液でグリスを塗ったように滑って転がす以外の移動が困難になるので、皮をむく前に適当な場所まで運び出す必要がある。
2/20(木) 確定申告を済ませる
朝、先日安芸太田町の確定申告会場で案内いただいた広島元町クレドの確定申告会場に行く。受付開始から30分後についたらすでに3時間待ちになっていた。15km程もどって予定の用事を先に済ませた後で確定申告会場に戻るとちょうど番号の受付中で、ほどなく相談窓口に案内された。相談員の方は一度に3人ぐらいの人の相談に乗りながら、申告書類を完成させるのを手伝っている。とりあえず疑問は解決し、作っていった申告書のままでよいことが確認できたので、提出窓口に並んで提出すると申告書の控えに受付のハンコを押して返却してくれた。出口に向かうと出口近くに青色申告相談コーナーがあった。東京で住んでいたマンションの賃貸収入を青色申告すると10万円控除してもらえるのだが、そのためにはその年の3月中までに青色申告承認申請書を出す必要があるとのこと。帰りに広島北税務署に寄って提出しようと考えていたのだが、この相談コーナーで提出できないか聞いてみた。そうしたらすんなり受け取ってもらえた。これで懸案だった確定申告は無事終了。その間に相方は久しぶりにデパ地下の買い物を満喫したようだ。
2/21(金) 今日も松を伐採する
びっしり霜が降りた寒い朝。霜で凍った自宅の庭木にツグミがやってきて羽繕いをしていった。残雪の中霜で白くなった枝にとまるツグミ |
花が咲きだしたネコヤナギ。 毛皮のような房の間から赤いオシベが出ているのでこの木は雄株。 雌株は黄色いメシベが出る。 |
2/22(土) 灯油で製材機のバンドソーを掃除する
朝から雨。時折強風が拭く荒れた天気。午後、雨が止んだので、私は残った松の皮むきをした後、製材機のレールのブルーシートをサイズが合うシートに交換する。これで強風が吹いてもめくれなくなるだろう。
相方はネコヤナギサイトにできた水たまりに溝を掘って排水したあと、インタネットで調べた製材機のバンドソーにこびりついた松脂除去方法に従って、バンドソーとホイールについた松脂を灯油で拭いてみる。さすが製材所でやっている方法だけあってよく落ちる。インタネットにはこびりついた松脂を取るだけでなく、こびりつき防止のために製材機で切る度にバンドソーが回っている間に灯油をつけているという記載があったので、これを安全にやる方法を検討することにする。
2/23(日) ジムのイベントレッスンに参加する
朝から快晴だが、風が強くて寒い。夕方は通っているジムに珍しくステップのイベントがあるとのことで、朝少し作業をしてからジムに出かける。担当の男性インストラクターはこのジムでは人気がある人らしく、なかなかの盛況だった。こちらに引っ越してから初めての表と裏が入れ替わる振付(右足始まりは前向き、左足始まりは後ろ向きで始める)でなかなか楽しめた。2/24(月) Fさんに薪割りしていただく
三連休の最終日。朝から穏やかに晴れた朝、午後からの伐木に備えて、前回切った製材用の丸太を軽トラダンプに載せる場所まで転がして運ぶ。午後、キャンプ場のホームページに初問い合わせをくれたFさんが奥様と予定地に来られた。今シーズンはスタッドレスタイヤに替えてから1度も雪を踏んでいないので、わずかに雪が残る聖湖周辺の道をドライブしてきたという。
ちょうど、午前中に製材を始めていたので、最初に製材を見ていただく。次は伐木。途中で二股に分かれている松を伐る。まだ追い口が受け口に対してまっすぐ切れないという課題はあるが、ほぼ狙った方向に倒れた。ところが二股に分かれた枝が地面にぶつかったひょうしに枝の付け根から根元に向けて1mもさけてしまった。太くて節がない製材向きの部分だったのにもったいないことをした。
幹が二股に分かれたところから裂けてしまった松 |
芯が黄色いヤマハギの木 |
Fさんが帰られたあとは、先ほど伐木した松の玉切りと枝払い。チェンソーの燃料がきれたところで、相方は製材を再開。
2/25(火) 松の丸太を斜面から運び出す
ブレーカーで崩した後、自然に崩れた石 |
私は前日に倒した松の枝の片づけと製材用の丸太を皮むきできる場所まで引っ張り出す。
あちこちに切り株がある斜面に倒れた丸太を転がせるところまで降ろすのがなかなか大変だ。切り株等の段差があるところは細い丸太で橋を作って段差を乗り越えられるように準備してから丸太をその橋に載せるように長い柄の先に鉤がついたドットコで持ち上げたり引っ張ったりしながら少しづつ動かしていく。今はまだ斜面のすぐ近くの木を切っているのでこれぐらいですんでいるがもう少し奥になると別の方法を考えないと。
製材する丸太3本を水路を超えたところに運び出したところで雨が落ちてきて本日の作業は中止。
帰りにHさんの五右衛門風呂の様子を見に行く。浄化槽の工事は終わっているし、五右衛門風呂は外壁もお風呂の回りもきれいにモルタルで左官されていて、着実に完成に近づいていた。
2/26(水) セメント用の砂置き場の移動に着手
昨日に引き続き4杯、土砂を運ぶ。青空の下、軽トラダンプに土砂を積んで運ぶ |
2/27(木) 父の帯状疱疹の経過観察
寒波が戻り、うっすらと雪が積もって綿雪が舞う寒い朝。父の帯状疱疹の経過観察のため、広島の病院へ。11:00の予約の30分前に受付したのに、診察の順番が回ってきたのは12時を回っていた。大きな病院ではやむを得ないとは言え、片道一時間半の道のりに加えてこんなに待たされては病気でなくても弱ってしまいそうだ。幸い、目の表面にできた炎症の経過は良好で、薬も少し弱い物に切り替わり、次からは自宅から一時間弱の行きつけの眼科に紹介状を書いてもらった。自宅に帰りついたのは15:00を回っていた。
その間、相方は採土場で崩れた土砂を崖の横に山積みしていたらしい。
2/28(金) 新型コロナウィルスの影響で講演会中止
昨日に引き続き、今日も病院デー。
母を整骨院に、父を安芸太田病院に連れていく予定だったが、甥が発熱外来に行くというので、私を入れて4人で病院に行く。甥の発熱の原因は水疱瘡だった。
相方はその間、採土場の崖の壁の土砂を油圧ショベルのバケットでかき取っていたら、表面の土砂がまとまって崩れてきてクローラの一部が埋まったという。土木作業は取り扱うものが大きくて重いので事故にならないよう細心の注意を払って作業する必要がある。
午後は、先日倒した松の玉切りと皮むき。
夜、きこりのTさんから週末に予定されていた東京チェンソーズの方による講演会を中止するとの連絡があった。前日、阿部総理大臣から新型コロナウィルス対策のため全国の小中高校の休校要請があり、それを受けてのことだという、こんなところにもじわじわと新型コロナウィルスの影響がではじめている。
2/29(土) 終日雨
夕べ積もった雪が雨に変わって霧雨のように降る寒い朝。先日折れてしまった前歯の治療に予約していた歯医者へ。そのあと買い物、昼食を食べて帰宅。雨は変わらず降り続き、気温も上がらず寒いので外作業は見送り。
3/1(日) 製材に失敗する
昨日とうって変わって小春日和のうららかな天気。ハンノキサイトで高らかにさえずるホオジロ この声が聞こえだすと春が近い |
朝、土砂を4杯程運び、坂道のへこんだところと蔵の北側の風呂場跡の盛り土が足りないところに降ろして広げる。風呂場跡の横にはU字溝があるのだが、雨が降るたびに斜面の土や砂がU字溝に流されて溝が埋まってしまうので、それを食い止めるためにU字溝の境界に石を並べて低い石垣を作り、運んだ土砂を広げて平らにする。さらにセメント用の砂が流れないように、丸太の背板4枚にチェンソーで切れ目をいれて井桁に組み合わせ、下にブルーシートを敷いて砂置き場が出来上がった。あとは砂を移動するだけだ。
風呂場跡に製材のあまりの背板で 作ったセメント用の砂置き場 |
その間、相方は2月に伐った丸太の製材に取り掛かる。すると、節の多い面を切っている最中に木が持ち上がってクランプが外れ、木が傾いてバンドソーが斜めに木に食い込んでしまった。実は製材機のマニュアルに”木にもよるがバンドソーのスピードが遅いとバンドソーが早く傷むのででなるべくスピードは速いほうが良い”という記述があったので、今日は今までよりバンドソーのスピードを速くして製材してみたのだ。そのせいでバンドソーが木目や節に負けてまっすぐ切れなかったようだ。
バンドソーが節の硬さに負けて斜めに切れてしまった材 |
幸い機械も人も無事だったが、材の角が斜めにえぐれてしまい、それ以降に採れる板が短くなってしまった。節があって硬さにムラがある木を切るときはバンドソーのスピードを上げすぎてはいけない、ということだ。
3/2(月) 坂道の石垣が完成する
午前中は霧雨。土砂を4杯程ドングリサイトにはこぶ。
午後、天気が良くなり、相方は体を動かすために、運んだ土砂を広げる。
私はずいぶん前に作りかけていたドングリサイトに上がる坂道の水路側の石垣に石を積み増して完成させる。
ドングリサイトに上がる坂道に作った石垣 |
3/3(火) 軽トラダンプ、脱輪す
朝から春らしいいい天気。春の陽気に誘われてクロッカスの花が咲いていた |
朝、土砂を4杯運ぶ。2杯目をハンノキサイトにはこぶとき、軽トラダンプの左後輪が溝の埋めてない部分に落ちてしまった。スコップで土砂を降ろし、土砂の一部を荷台の右側に片よせし、運転席の右側に体重を掛けながら低速の4WDモードにしてゆっくり力をかけたらすんなり脱出できた。さすが4WDだ。
そのあと土砂を2杯運んでから、ヤマザクラサイトをかたずけるため、粗朶焼き場を移動する。水路の反対側に松の丸太を四角く並べて作った新しい粗朶焼き場にたきぎを集めて火をつけ、ヤマザクラサイトの粗朶焼き場に積んであった落ち葉や木の皮をはこんで燃やす。
相方は整地を中断していたドングリサイトに何か月ぶりに油圧ショベルを乗り入れて根掻きを再開する。
夕方集落のH江さんが散歩ついでに様子を見に来てくれ、このあたりでみられる山野草の話題で盛り上がる。
私はテントサイトに芝を張るため、通販で芝の種類や値段を調べる。
日本の気候に適している日本芝の中でもここでは寒さに強い”野芝”がよさそうだ。並べるだけで芝を張れる野芝のマットはタイル状なら1束で1平米、ロールなら2巻で1平米分。まとめ買いで1平米分が千円強。ヤマザクラサイトの面積は約500平米なので、全体に芝を張るためにかかる費用は500束分で50万円。えー!、そんなにかかるの?ということで芝張りも一筋縄ではいきそうにない。
さすがにこんな日は作業にならないと、一日調べものやテントサイトの工事をどうするか等を検討して過ごす。
3/4(水) 芝の値段にびっくり!
前日の天気から一転、朝から冷たい雨。一日PC作業をして過ごす。相方は懸案だったホームページの表示速度の改良と予約ページを追加するための調査に着手。私はテントサイトに芝を張るため、通販で芝の種類や値段を調べる。
日本の気候に適している日本芝の中でもここでは寒さに強い”野芝”がよさそうだ。並べるだけで芝を張れる野芝のマットはタイル状なら1束で1平米、ロールなら2巻で1平米分。まとめ買いで1平米分が千円強。ヤマザクラサイトの面積は約500平米なので、全体に芝を張るためにかかる費用は500束分で50万円。えー!、そんなにかかるの?ということで芝張りも一筋縄ではいきそうにない。
3/5(木) 雪でおこもり
朝から雪が降り続き、時折強風がふきつける。さすがにこんな日は作業にならないと、一日調べものやテントサイトの工事をどうするか等を検討して過ごす。
3/6(金) 直径40cm強の松を伐採
朝の気温-10℃。昨日15cm程積もった道路の雪を除雪した跡ががちがちに凍っている。雪が凍った朝、こんなに寒くても見浦牧場の子牛たちは外で元気に遊んでいる |
午後、ハンノキサイト横の直径40cm強の松の木を伐採する。狙った方向から数メートルずれて、ヤナギの枝が折れてしまった。
雪が残ったキャンプ場で伐木準備。 機械作業は安全のため、気温が上がってからやるようにしている。 |
幹に玉切りの印をつけて、玉切りしたときに幹が地面に落ちないように幹の下に細い丸太を差し込む。大きな枝を払ってから、幹を玉切りしていく。玉切りする際には半分ぐらい切ったところで切り口にくさびを差しておくのだが、続きを切っている途中にそのクサビがはずれ、チェンソーが噛んでしまった。クサビを入れなおそうにもプラスチックのクサビは狭い隙間に入っていかない。そこで蔵から斧を持ってきてクサビ代わりにハンマーで打ち込む。すると少しづつ隙間に入っていき、ついにチェンソーが外れた。失敗の数だけリカバリがうまくなっているようだ。
今回から、再利用する枝は保管がしやすいように2mの長さに切ることにした。太くてまっすぐな枝は木を運ぶときのレール用に、細くて長い枝は暗渠用に、枝を払って2mに切断する。
3/7(土) お買い得のリヤカーをゲット
午前中、先日折れてしまった前歯の治療に20km離れた歯医者に行く。帰りにジュンテンドーに寄ったら姫高麗芝が一束500円で売っていた。通販の野芝のほぼ半分の値段は魅力的だが、野芝に比べて寒さに弱いのが気になる。芝を植えるにはまだ寒すぎるのでもう少し検討しよう。買い物を終えて店の前でうろうろしていたら、元値12,000円のアルミのリアカーがさびが出ている等の理由で2,000円で売っていた。これはお買い得と早速購入して乗用車の後部座席に押し込む。帰宅後も天気が悪いのでホームページに予約ページを追加する等のPC作業にいそしむ。3/8(日) ひょうたん山に登る&さんかく山の松を伐る
天気が良くないのでキャンプ場の大規模林道を挟んで東側にあるひょうたん山に登ってみることにした。この山、標高は800m強とたいして高くないのだが、山頂からは深入山、臥龍山の両方が見える位置にあり、将来は展望台や遊歩道を作りたいと考えているのだ。大規模林道のガードレールが切れたところから山に入り斜面を登って尾根に出ると、イワカガミの葉が見つかった。花の季節にまた来てみよう。
尾根を登り山頂に出る。牧場と深入山が見えて木が密集していないところを探す。1か所候補となるところを見つけたが、それでも展望をよくするにはずいぶんたくさんの木を切る必要がある。長期戦の作業がまた1つ増えてしまった。山頂から北西に降りていくと谷になっている所に太いブナの木がたくさん生えているところがあった。ここは「ブナの散歩道」として散策できるようにしたいものだ。
午後は、キャンプ場予定地の北に隣接するさんかく山の山頂展望台予定地の細い赤松2本を伐木。山頂の北側にある牧草地の斜面に倒れた。製材に使うには細すぎるので、薪3本分の長さに玉切りして運び出すことにした。斜面に斜めに立てかけたようになっているので、先端に近いほうは難なく切ることができたが、根元に近づくにつれ足場が悪い斜面に登らないといけないし、切ると同時に上に残ったほうがずり落ちてきそうだし、ということで、木の枝を差し込んで持ち上げたりして、少しづつ斜面の下のほうにずり落としていき、ようやく安全に切れるようになった。もう少しやり方を考えないと。
3本が重なったように生えている3段ブナ |
3/9(月) ハンノキサイトの丸太と格闘
朝は霜が降りていたが太陽が出てくるとどんどん気温が上がり、春を感じるいい天気。クロッカスがいくつも花を開いて春を告げる。松を伐ったときのノコくずの中からフキノトウが顔を出していた。チェンソーのノコくずの中に顔を出したフキノトウ |
最初に丸太の移動ルート上の障害物をかたずける。前々回伐ってそのままになっていた薪用の丸太をリヤカーで運んで蔵の横の薪置き場に積む。移動ルート上の障害物がなくなったら丸太の移動ルートに沿って細い枝をレールのように並べる。午後はドットコを使って丸太を枝のレールの上に乗せ、向きを変えながら転がして運んだあと、皮を剥く。今日できたのは丸太3本分、あと2本太いのが残っている。やれやれ。
私が丸太と格闘している間、機械担当の相方は油圧ショベルで作業道脇の整地をした後、運動がてらドングリサイトの砂利を広げ、午後は製材途中の松を製材。同じ機械を使う作業を長時間続けないのは集中力が切れないようにする工夫の一つだ。
雪が解けると真っ先に咲くキクバオウレンが、蔵の裏の斜面で小さな白い花を咲かせ始めた。春の気配が少しづつ強くなっていく。
相方は、作業道横の空き地の水たまりの水抜きをした後、製材の続き。
私は、さんかく山ふもとの牧草地の端に積んだままになっている丸太の運搬に取り掛かる。大規模林道と牧草地の間に1m強の段差があるのでその段差を利用するために、最初に段差の斜面の草を刈り払う。次に草を刈った斜面に軽トラダンプを横づけし、アルミのブリッジで斜面と軽トラダンプの荷台の間に下り坂の橋を作って準備完了。1メートルほどの長さに玉切りした丸太をアルミブリッジのたもとまで転がし、転がりすぎないようにロープをかけてからアルミブリッジの上を転がして荷台に乗せる。
荷台に積めなくなったら、ヤマザクラサイトの隅に作った仮設の丸太置き場に軽トラダンプを横付けし、荷台から降ろして積んでいく。
丸太の運搬が終わったら次は枝の運搬。アルミブリッジの橋を渡って荷台に松の枝を積んでいき、ハンノキサイトの粗朶焼き場にダンプして降ろしたところで時間切れ。まだ枝は残っているが次の機会に。
3/10(火) 新型コロナウィルスの影響でジムが中止
一日雨の天気。いつもならジムに行く日なのだが、新型コロナウィルスの影響でジムのスタジオレッスンが中止になってしまった。3/11(水) さんかく山の丸太を運搬する
朝小雨、昼晴れ、雪が解けると真っ先に咲くキクバオウレンが、蔵の裏の斜面で小さな白い花を咲かせ始めた。春の気配が少しづつ強くなっていく。
蔵の裏の斜面で咲き始めたキクバオウレンの白い花 |
私は、さんかく山ふもとの牧草地の端に積んだままになっている丸太の運搬に取り掛かる。大規模林道と牧草地の間に1m強の段差があるのでその段差を利用するために、最初に段差の斜面の草を刈り払う。次に草を刈った斜面に軽トラダンプを横づけし、アルミのブリッジで斜面と軽トラダンプの荷台の間に下り坂の橋を作って準備完了。1メートルほどの長さに玉切りした丸太をアルミブリッジのたもとまで転がし、転がりすぎないようにロープをかけてからアルミブリッジの上を転がして荷台に乗せる。
ロープをかけた丸太を転がして 軽トラダンプの荷台に積んでいく。 |
丸太の運搬が終わったら次は枝の運搬。アルミブリッジの橋を渡って荷台に松の枝を積んでいき、ハンノキサイトの粗朶焼き場にダンプして降ろしたところで時間切れ。まだ枝は残っているが次の機会に。
軽トラダンプ・軽トラ 広島県安芸太田町の春 広島県安芸太田町の冬 製材機 伐木・伐採 油圧ショベル・バックホー
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