台風8号が九州に上陸、昼前から雨の予報。雨が降る前に粗朶焼き場の様子を見に行く。
Hさんがやってきて、「今日は涼しいから絶好の仕事日和」と、かやぶき屋根の修理に向かっていった。
10時ごろ雨が降り始めたので家に帰って自宅の草刈りをする。晴れるとキャンプ場予定地の作業を優先してしまうので雨の日は絶好の自宅の草刈り日和だ。
午後、雨が止んだので水道の本線の分岐を探す。このあたりと教えてもらっていたところを手で掘ってみたがらちがあきそうにないので、油圧ショベルで水道がとおっていると思われる付近を掘ってみたが、岩盤ばかりで水道が埋まっている形跡がない。音を聞きつけたのか父がやってきて、道路を横断するように掘ってみるように言われ掘ってみた。岩盤でない掘りやすい部分があったが水道管はみつからない。
近くに排水用の土管が埋まっているところがあり、水道を通すとしたらこの土管の上ではないかと踏んで、クワで少しづつ掘ってみたがコンクリートの塊や大きい石があって掘り進められない。すると弟が来てくれた。最後に止めた止水栓が土管のそばにあり、分岐はその止水栓の手前にあるはず、と私が掘れなかった大きな石とコンクリートの塊を苦も無く掘り出し、さらに少し掘ったところで直径5cmほどの塩ビの水道管が出てきた。
弟にそこから1mほど離れたところの油圧ショベルで掘った溝に水道管がみつからないと話すと、さっき掘るのをやめたところをクワで10cm程掘ったら水道管が出てきた。危ない危ない、油圧ショベルでもうひとかきしていたら水道管を折っていたところだった。
水道管の位置が分かったので、分岐を取り付ける場所まで掘り出していけばいい。
風も強くなってきたので、予定地にいって道具をかたずけたり、粗朶焼きの様子を見たりしていたら、集落の一番東に住むS田さんが軽トラでやってきた。マッサージチェアがいらなくなったので、使うならあげるよ、といわれたので軽トラダンプで取りに行く。
S田さんのログハウスのデッキに軽トラダンプを横づけしてマッサージチェアを載せた後、生の草木を燃やすならドラム缶で燃やすといいよと庭に置いてある蓋のないドラム缶の下の部分にガス溶接機で手早く空気穴をあけてくれた。手作りキャンプ場には溶接も必須技術の一つかも。
さらに油圧ショベルのアタッチメントを置くためのプラスチックのパレットを1枚もらって帰る。
Hさんのところによると、軒先にカヤを刺して追加する作業が東面のほぼ半分まで進んでいた。
相方が倒した松の枝を払っている間、私はミートセンターのお盆の特別セールのFAX注文書の集計をお手伝い。EXCELで価格マスタシートを作り、スマホのOCRアプリで注文書から読み取った商品名と価格を転記して商品マスターを作る。次に注文書シートを作って注文データを入力する欄と、注文データから価格表を引き、注文ごと、注文書ごとの金額を計算する式を追加したら30枚弱の注文データを入力。最後に集計シートを作って注文データの商品ごとの注文数を合計して完成。こちらに来て会社でのスキルが唯一役に立つ瞬間だ。
お昼休みに自宅に帰ると電線にたくさんの燕が止まっていた。きっと巣立ったばかりのヒナたちなのだろう。しばらくすると入れ替わり立ち代わりコイの池の水面に急降下。水面にしぶきを上げては飛び上がっていく。水面にいるアメンボでも狙っているのかしら。
翌日には燕の姿はなくなっていた。南の国に移動していったのだろうか?
午後からは伐った松の枝を軽トラダンプに満載して粗朶焼き場に運び出す。大木は倒す時間は一瞬なのだがあとかたずけが大変だ。
そのあと水道敷設予定ルートの南側の整地の続き。道の位置を少し水路側にずらして、大規模林道側に湧き水の排水路を掘る。これでしばらく置いておけば作業道の土から水が抜けて固くなるはずだ。
そのあと台風に備えて外に置いてある道具をかたずけ、ブルーシートが飛ばないように対策して、本日の作業は終了。
かなりの強風が吹いたらしく、セメント用の砂にかけて石で抑えていたテントは完全にはがれていた。キャンプ場予定地内のヤナギの太い枝が2本折れているし、大規模林道のそばに立っているツルまみれの木から枯れたツルが大量に道路に落下して散乱していた。作業道の脇に掘ったとりあえずの排水路からも水があふれて作業道に流れていたのでとりあえず作業道を横断する溝を掘って水を水路に排水する。
9時ごろきこりのTさんが5月に並べたしいたけのほだ木の様子を見に来た。ほだ木を確認すると切り口に放射状に白いカビのようなものが見え、ちゃんとシイタケの菌が回っていてほだ木になっていると、喜んでいた。
相方は油圧ショベルで資材置き場入り口に積んである土から根をより分ける作業。私は作業道の土手の下にある水路の草刈りをする。刈ったイバラの下からひょろひょろのレンゲツツジが出てきた。草を刈ってやれば花が咲くようになるかもしれない。
資材置き場内の残っていた草を刈り、ヤマザクラの木に絡みついたツルを取る。よく見たら、何メートルも上までイバラが伸びてそれがツルで絡みつき、取り除くのは簡単ではない。
午後、見浦牧場のお嫁さんの妹のご家族が墓参りのついでにキャンプ場予定地に見学に来られた。ご主人は狩猟免許を持っていてイノシシなどの害獣駆除もされるそうだ。知り合いに「猟師」が増えた。
Hさんがやってきて、「今日は涼しいから絶好の仕事日和」と、かやぶき屋根の修理に向かっていった。
10時ごろ雨が降り始めたので家に帰って自宅の草刈りをする。晴れるとキャンプ場予定地の作業を優先してしまうので雨の日は絶好の自宅の草刈り日和だ。
午後、雨が止んだので水道の本線の分岐を探す。このあたりと教えてもらっていたところを手で掘ってみたがらちがあきそうにないので、油圧ショベルで水道がとおっていると思われる付近を掘ってみたが、岩盤ばかりで水道が埋まっている形跡がない。音を聞きつけたのか父がやってきて、道路を横断するように掘ってみるように言われ掘ってみた。岩盤でない掘りやすい部分があったが水道管はみつからない。
近くに排水用の土管が埋まっているところがあり、水道を通すとしたらこの土管の上ではないかと踏んで、クワで少しづつ掘ってみたがコンクリートの塊や大きい石があって掘り進められない。すると弟が来てくれた。最後に止めた止水栓が土管のそばにあり、分岐はその止水栓の手前にあるはず、と私が掘れなかった大きな石とコンクリートの塊を苦も無く掘り出し、さらに少し掘ったところで直径5cmほどの塩ビの水道管が出てきた。
弟にそこから1mほど離れたところの油圧ショベルで掘った溝に水道管がみつからないと話すと、さっき掘るのをやめたところをクワで10cm程掘ったら水道管が出てきた。危ない危ない、油圧ショベルでもうひとかきしていたら水道管を折っていたところだった。
水道管の位置が分かったので、分岐を取り付ける場所まで掘り出していけばいい。
風も強くなってきたので、予定地にいって道具をかたずけたり、粗朶焼きの様子を見たりしていたら、集落の一番東に住むS田さんが軽トラでやってきた。マッサージチェアがいらなくなったので、使うならあげるよ、といわれたので軽トラダンプで取りに行く。
S田さんのログハウスのデッキに軽トラダンプを横づけしてマッサージチェアを載せた後、生の草木を燃やすならドラム缶で燃やすといいよと庭に置いてある蓋のないドラム缶の下の部分にガス溶接機で手早く空気穴をあけてくれた。手作りキャンプ場には溶接も必須技術の一つかも。
さらに油圧ショベルのアタッチメントを置くためのプラスチックのパレットを1枚もらって帰る。
Hさんのところによると、軒先にカヤを刺して追加する作業が東面のほぼ半分まで進んでいた。
8/7(水) 車検証住所変更リベンジ
前回、車庫証明の有効期限切れで受け付けてもらえなかった車の登録住所変更手続きのため、広島市内の陸運局へ。いろいろな窓口を行ったり来たりしながら無事新しいナンバーと車検証を入手して一安心。8/8(木) 2本目の赤松の大木を伐採する
直径50cm級赤松2本目伐木。この木は作業道の反対側に少し傾いていたが、後始末が楽な作業道側に倒すことにした。プラロックで1本目の赤松と同じようにけん引して、受け口、追い口を切る。チェンソーバーが挟まれるのを防ぐためのくさびを打ち込んでから追いヅルを伐ったが倒れる気配がない。プラロックでさらに引っ張るもびくともせず。追い口を伐り足したら狙った方向の逆方向、重心があるほうに倒れてしまった。反対に倒れる可能性も考えてはいたので大事には至らなかったが、よくよく考えてみるとプラロックのけん引力は高々300kg、そんなもので反対に傾いている3tを超える重量の生木を引っ張ったところでなんの足しにもならないのは当たり前だ。そういえばきこりのTさんが重心の反対に倒そうと思ったら、木に登り重心側の枝を伐り払って重心を移動すると言っていたのを思い出した。つまり我々の装備と技術では重心のある側にしか倒せないということだ。いい勉強になった。赤松がなくなって明るくなった作業道の中間地点 |
8/9(金) 燕の旅立ち?
午前中、相方は油圧ショベルで1時間半かかって昨日切った赤松の根を掘り出すのに成功。私は12日に開催予定のミートセンター開業5周年記念祭に備えて駐車場になる空き地の草刈りをする。さらに見学者を案内する可能性があるので、展望台からの眺めを邪魔する木の枝を何本か伐採する。ミツバチの巣の近くヤナギの根元に以前深入山の登山道で見かけた珍しい野生のラン、ツチアケビを見つける。お世辞にもきれいとは言えない野生のラン、ツチアケビ オレンジ色が花で赤いのは実 |
お昼休みに自宅に帰ると電線にたくさんの燕が止まっていた。きっと巣立ったばかりのヒナたちなのだろう。しばらくすると入れ替わり立ち代わりコイの池の水面に急降下。水面にしぶきを上げては飛び上がっていく。水面にいるアメンボでも狙っているのかしら。
電線に並んで止まるたくさんの燕たち |
かわるがわる池の水面にダイブしては飛び去っていく燕たち |
午後からは伐った松の枝を軽トラダンプに満載して粗朶焼き場に運び出す。大木は倒す時間は一瞬なのだがあとかたずけが大変だ。
8/10(土) 北側の作業道が中間地点に到達
朝の気温17℃。午前中は2本目の赤松の幹をかたずけて整地し、中間地点の水路の北側まで作業道らしきものが出来上がった。しかし、水路から先、南側の作業道の途中には湧き水で地盤がぐずぐずの箇所があり、油圧ショベルが空転して前進できない。作業道を開通させるには、排水路を作らないと。8/11(日) 作業道の湧き水の排水路を作る
朝、集落の公民館の草刈りと掃除に参加する。かつては盆踊りや神楽、分校の行事等、集落の人が集まるイベントがいろいろあったものだが、住民が数えるほどしかいない今、住民が集まってやるのは、公民館、神社、水道貯水池の掃除ぐらいだという。そのあと水道敷設予定ルートの南側の整地の続き。道の位置を少し水路側にずらして、大規模林道側に湧き水の排水路を掘る。これでしばらく置いておけば作業道の土から水が抜けて固くなるはずだ。
相方が整地している間に私は赤松を倒して残った木に取り残されたツルや、樹上に引っ掛かってしまった折れた松の枝を取り除く。相方は高いところが苦手なので、高いところの作業は私の担当だ。手が届かない場所は4m弱のはしごを木に立てかけてスリングで木にはしごをしばりつけて固定。はしごを登りスリングに安全帯のカラビナをひっかけて安全を確保してから、高枝ばさみを駆使してツルを伐り、引っ掛かった枝を持ち上げ、下に落としていく。
夕方、大家さんが翌日墓参りに来られると連絡があったので、慌てて後回しにしていた自宅の墓の周囲の草刈りをする。
8/12(月) ミートセンター5周年感謝祭
今日は妹が経営する「見浦牧場ミートセンター」の開業5周年感謝祭の日。普段は精肉しか売っていないのだが今日はイベントの出店で出しているコロッケや牛串などのメニューも販売する。お盆とあっていつも手伝ってくれる人の都合がつかず、私が手伝うことになった。
朝は会場の設営。テントを立てたり、ミートセンター前や191号線と大規模林道の交差点にのぼりをたてたり。さらに今日は祝日で集落内の別荘に来ている人も多いようなので、チラシを印刷して集落内に配って回る。このあたりの別荘のオーナーは年配の人が多いのだが、何件かは子供さんやお孫さんが遊びに来ていてにぎわっていた。
11時にチラシ配りから戻るとサイクリングの2人連れが水の補給のために立ち寄ってくれ、コロッケや牛串等を食べていってくれた。道の駅に車を置き、そこから深入山東側の旧国道を通ってきたとのこと。風は涼しく、緑のトンネルが日差しを遮ってくれて気持ちよかったと話していた。前日もこのあたりを一周するサイクルイベントが実施されていて、このあたりはサイクリストに人気のコースになっているらしい。キャンプ場ができた暁にはこういう人たちにも立ち寄ってもらいたい。
そうこうしているうちにだんだんお客さんが増えてきてチラシを配った別荘の人たちも来てくれて大忙しになった。途中からいつも手伝ってくれる人が応援に来てくれて2時ごろようやく客足が落ち着いたので墓参りのついでによってくれた大家さんといとこの家族にキャンプ場予定地を案内する。我々のキャンプ場がこういう人たちが爺ちゃん祖母ちゃんの家に遊びに来たみたいに過ごせる場所になるといいなと夢は広がるばかりだ。
8/13(火) ジムの日
今日はジムの日。この日の広島の最高気温は38度。建物の外に出ると熱風に包まれているような暑さだ。小板で暑いといったら罰が当たるな、と痛感。
8/14(水) 台風に備える
大型の台風10号の影響で、午後から雨の予報。雨が降る前にと、水道敷設予定ルートの伐った木の枝や土を落とした根を軽トラダンプで粗朶焼き場に運搬して燃やす。粗朶を安全に燃やす燃やし方もずいぶん上手になり、軽トラダンプに満載した粗朶を30分でほぼ灰にすることができるようになった。最初のころに比べたら整地もずいぶん手際が良くなったものだ。そのあと台風に備えて外に置いてある道具をかたずけ、ブルーシートが飛ばないように対策して、本日の作業は終了。
8/15(木) 台風10号が縦断
台風10号は四国中国地方を縦断しながら北上し大荒れの天気。今日は久しぶりの完全休養日になった。8/16(金) 台風10号の影響は
台風の影響を確認に行く。水道敷設予定ルートの南端の水路は、作業道をつける際に落ちた木や土が流れてきて土管がつまり、水があふれて土管の上の道路は水浸しになっていた。かなりの強風が吹いたらしく、セメント用の砂にかけて石で抑えていたテントは完全にはがれていた。キャンプ場予定地内のヤナギの太い枝が2本折れているし、大規模林道のそばに立っているツルまみれの木から枯れたツルが大量に道路に落下して散乱していた。作業道の脇に掘ったとりあえずの排水路からも水があふれて作業道に流れていたのでとりあえず作業道を横断する溝を掘って水を水路に排水する。
9時ごろきこりのTさんが5月に並べたしいたけのほだ木の様子を見に来た。ほだ木を確認すると切り口に放射状に白いカビのようなものが見え、ちゃんとシイタケの菌が回っていてほだ木になっていると、喜んでいた。
シイタケの菌が広がって切り口がところどころ白くなったほだ木 |
そのあとTさんは道路に散乱したツルを掃き集めて軽トラダンプに積むのを手伝ってくれた。長すぎるツタの破片は長めの枝うちナタでスパンスパンと適当な長さに切っていく。さすがはプロの道具とプロの手際だ。
詰まった土管の掃除をしたあと、相方は蔵の東面に幅10cmの木枠を取り付ける作業に取り掛かったが、木枠を載せる柱の土台のモルタルの幅が足りず、幅を広げる方法を翌日Hさんに相談することにした。8/17(土) 猟師の知り合いをGet
蔵の柱の土台の幅が足りない件をHさんに相談したら、1時間ほどで型枠を作りモルタルを流し込んで柱の土台の幅を10cm広げてくれた。我々がやったら一日仕事だ。モルタルで幅を広げた蔵の柱の土台 |
資材置き場内の残っていた草を刈り、ヤマザクラの木に絡みついたツルを取る。よく見たら、何メートルも上までイバラが伸びてそれがツルで絡みつき、取り除くのは簡単ではない。
午後、見浦牧場のお嫁さんの妹のご家族が墓参りのついでにキャンプ場予定地に見学に来られた。ご主人は狩猟免許を持っていてイノシシなどの害獣駆除もされるそうだ。知り合いに「猟師」が増えた。
8/18(日) 水道敷設予定ルートの作業道が開通
作業道開通に向けて最後の仕上げ。作業道の脇に掘った溝と水路の間に作業道を横断するように掘ってあった溝に、燃やさずに取ってあった直径10cmぐらいのまっすぐな木数本を溝に埋めて簡易暗渠を作って渡れるようにする。最後に中間地点の水路付近の5mほど残っていた地面を整地して、この日の夕方、草刈りを初めて約1か月、油圧ショベルで作業し始めて約3週間かかって、ついに水道敷設予定ルートの作業道が開通した。軽トラダンプが通れるようになるまでは水はけ改良等もうしばらくかかりそうだが、一歩前進だ。やれやれ。ようやく開通した作業道の中間地点 |
作業道南側before (7/28時点) |
作業道南側after(8/18時点) |
作業道北側 |
広島県安芸太田町の夏 伐根・根ほり 伐木・伐採 油圧ショベル・バックホー
0 件のコメント :
コメントを投稿