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2019年1月5日~1月12日 キャンプ場予定地を決める

 
雪が一段落した穏やかな年明けの1週間は、いよいよキャンプ場予定地の調査に着手しました。


1/5(土)夕べからの雨で雪はだいぶ解けて春のような状態に。天気が悪いので浜田に10日ぶりの買い物に。
スーパーに行くとエスカレータ下の広場で大勢のギャラリーが見守る中石見神楽を上演中。お囃子が賑やかでお正月らしい。食料品を小さい段ボール4箱分も買い込み、途中の温泉に入ってから帰路につく。
186号線の浜田市金城町波佐付近で南の方角に大きく高い山がそびえていたのでなんの山かと地図で調べてみたら大佐山(1069m)だった。いつも186号線の大佐スキー場付近から見える大佐山は山頂まで300m程の低い山に見えていたが、島根県側から見るとこんな大きな山に見えるとは知らなかった。まだまだ知らないことがたくさんありそうだ。

1/6(日) キャンプ場予定地周辺の土地を確認に行く。スノーポンをはいて、スマホのfield Accessというツールでトレッキングログを取りながらキャンプ場に使える土地と使えない土地の境界線をたどっていく。土地と土地の境界線は多少の段差があるので、このくらい雪があるほうが境界がわかりやすい。
あちこちに茂っているイバラの木をのこぎりで切りながら進む。収穫体験の畑候補の場所は、水路が機能していないせいで水浸しの湿地になっている。まず、水を何とかする必要がありそうだ。
道に沿って流れる川の近くを歩いた時、大きなマガモが3羽、慌てて飛び立っていったが撮影できず、残念。
牧場に続く小山のふもとに小高い平らな場所が2箇所あり、鷹ノ巣山が見通せる。テント場にするならこのあたりか。

予定地その1、田んぼの跡地
予定地その2、畑の跡地らしいが、、、
小山の上にも登ってみた。臥竜山は見えないが牧場が見渡せてなかなかの景色だ。ひょうたん山展望台の前にここを展望台にすることにしよう。

1/7(月) 昨日歩いた予定地をもう一度歩いてみる。大規模林道から車を入れる場所はどこがよいか、 道はどのようにつけるのがよいか、炊事場やトイレ、管理小屋をどこにつくるかなど、具体的にイメージしながら歩く。
 地図ではわからない高さや段差や水の流れが歩いてみてはじめて実感できて、道路をまっすぐつけると傾斜がきつくなりすぎる、など具体的に検討すべきことが少しづつ明確になっていく。
水路の機能を回復するにあたって、もともとの水路がどこにあったのかを確認しようとしたが途中で土砂に埋もれてわからない。翌日道具を持ってきて土砂を掘って確認することにする。
詰まって流路が変わった水路。手前側に続いているはずだが。。

1/8(火)スコップをもって予定地に行き、土砂で埋まった元水路の掘り出しをやってみたが、水路の接続部分にある接続マスの一部を掘り出したものの、土砂の量が多すぎて、人力では無理、という結論に達した。次の作業目標を、重機で水路を掘るための水路の位置と深さの目安を付けるために、水路の上にかぶさっている倒木を除去するという作業に変更する。
   
1/9(水) 朝、5cmの積雪。初の雪道を運転して20km離れた役場へ。役場付近は雪がちらつく程度。小板とはえらい違いだ。
役場の総務課に行き、登山道や予定地周辺の所有者と境界を確認するための地籍図を作成してもらう。その後、建設課に行って、大規模林道からキャンプ場に入る道をつけるに当たって、大規模林道のガードレールなど一部に手を加える必要が出た場合の手続きを教えてもらう。町管轄の道路の改築に当たるため、「道路改築工事承認申請書」という書類を町に出して承認をもらう必要があるという。その申請書の添付書類としてちゃんと測量した設計図や現況図などを要求されるので、少なくとも測量や設計図は専門家に頼まないとダメそうだ。
昔の道(里道)や水路は町所有だが、それを使用する自治会の許可があれば触ることができる。登山道の土地は、山頂付近は町の山、共有林までは里道、共有林から下は地元の人と別荘用に土地を買った人の所有地になっていた。これならなんとか整備の相談ができそうだ。
午後は2日前から痛み出した虫歯の治療に役場の近くの歯医者へ。金属をかぶせた奥歯が虫歯になってしまっていて神経をとるのに2時間。引っ越す前だったら歯医者が近かったのにと思うが、こればっかりは仕方ない。 

1/10(木)役場からもらった地籍図と航空写真の地図を合成した地図を印刷して、再び予定地の使える土地と使えないと地の境界を確認しに行く。
地図と照らし合わせながら大規模林道近くの使えない土地の境界の木にピンク色のマーキングテープで印をつけていった結果、そこを避けてキャンプ場を作れそうだとわかって一安心。
続いて再び水路の確認。流れている水のほとんどは大規模林道側から流れてくる水なので、その水が水路を流れるように水路の詰まりを直せばよさそうだとわかった。
水路にかぶさっている倒木を取りのぞいてみてから、水路の土砂の掘り出しをどうするかを検討することにした。
午後倒木除去の作業をしようかと思ったが、冷たい雨と風で作業は中止。

1/11(金) 朝の気温-1℃の青空が広がる暖かい朝。
青空の朝
今日の作業は、水路回復のための倒木除去。チェンソー、のこぎりなどをハウスカーに積んで予定地へ。父と弟に現場を見てもらって、使えない土地の境界、大規模林道からの入り方、昔の水路や道の位置などを教えてもらい、第一期のキャンプ場の造成イメージがだいぶはっきりしてきた。かなり太い木の伐採が最初から必要になりそうだ。
キャンプ場入り口予定地。
ガードレールの向こう側を削って道を作る予定。

そのあと、水路上の倒木除去作業に着手。
倒木をのこぎりやチェンソーで適当なところで切り離しては切った木を広場に運んで積んでいく。
水路は1本目の倒木の下では完全に埋まってしまっていたが、2本目の倒木の下ではわずかにコンクリートが見えていて、水路がどの角度についているかが少し明らかになる。
水路の上に覆いかぶさる倒木

倒木を除去した下に水路の縁を発見。
(水たまりの中の四角い構造物)

除去した倒木を集めた場所はこんな状態。
1/12(土)うっすらと雪が積もってきれいな朝だ。
うっすらと雪が積もった静かな朝
散歩の途中で見つけたセキレイ
水路の掘り方を決めるのに、接続マス付近の水路の位置と深さも確認しておきたい、ということで、接続マスの手前で本来の水路からあふれてできた水路の底を深くしてみることにした。水路の底を掘りながら、バールを突き刺して水路のコンクリートに当たるかどうか試して見る。深々と50cm以上突き刺さった場所から少しづつバールの位置をずらしていったら、30cmぐらい下でコンクリートに当たった感触があった。これでどのあたりを掘ればいいかが判明したが、重機(油圧ショベル)をここまでいれるには、途中に生い茂る木を切って重機が通れる道をつける必要がある。ということで次の作業目標は重機の通り道の木の伐採に決定。その作業をしながら購入する中古の油圧ショベルを探すことにした。
鷹ノ巣山に沈んでいく夕日が
今日はよく働いたなぁ、という気分にさせてくれる。

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