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2017年8月12日~13日 花いっぱいの深入山

 
小板の南にそびえる深入山(標高1153m)は、広島県ではハイキングで人気の山の1つである。
小板から見える深入山は人がひじ掛け椅子に座っているような「山」という字に似た美しいシルエットの広葉樹の山だが、南から見ると毎年春に実施される山焼きのおかげで、山頂まで続く草原の山になる。
登山口から山頂までの高度差は300mほど、普通の人なら1時間程で登れるお手軽山で、小学校時代の遠足山だ。

2017年8月12日、最後にのぼってからずいぶんになるので久しぶりに登ってみることにした。
「南登山口」から登山開始。

南登山口
草原の中の登山道はどこまでいっても見晴らしが抜群、山焼きのおかげで一面のキキョウの花畑になっている。ところどころに尾瀬で有名なニッコウキスゲによく似た清楚なレモン色のユウスゲが咲き、珍しいナンバンギセルも見つけた。
キキョウの花畑
ユウスゲ
ナンバンギセル

山頂近くの急な斜面を登ると360度の大パノラマが広がる山頂だ。

北には臥竜山の向こうに日本海と弥畝山の風力発電の風車の列が見え、北西には聖湖、南西には広島県最高峰の恐羅漢山。いい景色だ。

2017年8月13日、暗いうちから山頂に陣取り、朝日をまつ。
羊雲のような雲に朝日があたり、東の空一面が黄金色に染まった。

深入山山頂からの朝焼け


傾斜がゆるやかなコースもあり、健脚でなくても山頂に行ける、標高の割に絶景が楽しめる、おすすめの山である。是非一度登ってみてほしい。

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